みなさんおはこんばんにちは、代表の安東です。
ブログを毎日書くようになってから、ほぼ毎日、どなたからかリアクションをいただきます。
ネガティブに手足が生えたような私ですが・・・やっぱり・・・嬉しいっす😚💦
はい、テレビ観る時間もちゃんとあります(笑)
(もっぱら録画の「酒場放浪記」か「町中華で飲ろうぜ」ばかりですが・・・)
温かくお声掛けいただける皆さんと出会えて、果報者です、私は🙇
(きちんと恩返しできているでしょうか・・・?)
そして今日も!楽しいご家族とご契約に至りました😚
モザイクをしていてもびんびんに伝わるご主人の茶目っ気(笑)
そして、文字の合成がまるでプリントTシャツのようになっても違和感のない、入江設計部長(笑)
人生を左右する住まいづくりという契約の場で、この朗らかさ。
これも一重に私たちに想いを寄せてくださったお施主さんご家族のお陰です🙇
とはいえ、いかに朗らかでも契約とは大人の大事な約束の場です。
特に建築請負契約にはさまざまな書類の取り交わしが必要になります。
その中の一つに、「建設工事請負契約約款(やっかん)」というものがあります。
実物は30を超える条項で構成されていて、読むだけでも一苦労・・・
しかし、これがあることで、お施主さんと建設業者との権利上のパワーバランスが整えられます。
というもの、建築に関わる当事者間の権利や立場を判断する基準となるのは「民法」です。
しかし、民法だけでは具体的な事象に対して逐一言及するわけにもいかず、どうしても曖昧な解釈を招きかねません。
「言った・言わない」の問題になりがち、ということですね。
ですから、民法解釈の延長線上に、細かい規定を設けましょう、というのがこの約款です。
その中には、「機密保持」という条項もあります。
お施主さんと建築業者が相互に知り得た情報をみだりに漏らしてはいけませんよ、という内容。
そして、インターネットなどを通じて情報を流布してもいけませんよ、とも。
まぁ、当たり前と言えば前田のクラッカーですね。(すみません)
しかし昨今、「口コミサイト」やSNSなどで↓のような書き込みを見かけることが多くなりました。
「○○ホームで建てたけど最悪!」
「△△工務店は高性能って言ってたのに、全然ダメ!!」
書いた方は本当に悔しい思いをされたのかもしれません。
ただ、不特定多数の目に留まるような手段で、しかも匿名で↑のような情報発信をすることは、その方自身にも不利益をもたらす可能性があります。
ですから、木楽舎では「機密保持」の説明をする際には、
「良くなかったことを書けないのであれば、良かったことも書かないようにしましょう。」
と付け加えるようにしています。
何かあれば、面と向かって伝え合う方がよほど建設的だと思いますし。
「言ったもん勝ち」のような空気感が漂う昨今の世の中だからこそ、丁寧に言葉や感情と向き合っていきたいものです。