実は私、湿気やカビ、ダニとか苦手なんです。
先日のスタッフブログでもお伝えしたとおり、今回はお風呂の湿気対策について考えてみたので、写真と共にお伝えしてみようと思います。
個人的に、お風呂の乾燥に必要なことは次の2点だと思っています。
①風を通すこと
②床に物を置かないこと
①風を通すこと
調べてみると洗濯物の実験ですが、フジテレビ商品研究所さんで『扇風機がある』状態と『扇風機が無い』状態とで、乾燥時間がどう変わるかというデータがありました。
例としてバスタオルを見ると、そのまま部屋干しでは10時間、扇風機の風を使って干した場合では3時間と、乾燥までの時間が大きく異なります。
お風呂も同じで、風が当たれば水滴の周囲の湿った空気が早く排出され、乾燥が促されることになります。
ここで木元家の間取りを見て見ると、南の勝手口から2つの引き戸を通って北のお風呂場窓から抜けていく風の動線が確立されています。
実際、よく風が通ってすぐに乾いているので狙い通りといったところでしょう。
ちなみにユニットバスに換気・暖房・乾燥機能がついているのですが、上の『換気』機能はよく使います。
乾燥目的だと『乾燥』モードでも良いのですが、換気モード(強運転)…28W 乾燥モード(強運転)…1,200Wと消費電力に大きな違いがあるので使えません…。
お風呂に入った後の湿気を多く含んだ空気は早く排出したいですから、積極的に使ってます。
24時間換気が19W、強運転が28Wと6時間運転した時に10円前後の料金なので財布にも優しい。
②床に物を置かないこと
風も大事ですがこちらも大事。
洗面器や風呂椅子、ボディーソープなどを床やカウンターに直接置いてしまうと、床と接している部分はまず乾きません。
濡れものを乾かすためには床から離して風に当てる必要があります。
しかしお風呂場って意外と物が多いです。
ボディーソープ・シャンプー・リンス・石鹸・掃除用具・バスブーツ・子供のおもちゃ…etc
メーカーさん標準で付属している棚ではまず追いつきませんので、浮かせる術を考えてあげる必要があります。
色々検討した結果が以下のとおり。
まずは風呂フタです。
左の写真、オプション品になりますが、風呂の縁から浮かせてフタを置ける金具です。
ちなみに本来2枚置けるのですが、2枚置くとフタと壁、フタとフタがくっついて水が切れなくなります。これは誤算でした…。
フタや金具の形状を工夫するようメーカーさんにお願いしなければなりません(´・ω・`)
幸い、風呂横の手すりに一枚立て掛けられたので問題はありませんでした。
次の写真はお風呂の椅子・洗面器・子供のおもちゃです。
タカラさんが風呂いすフックなる商品を出しておりまして、これを使ってお風呂のいすも洗面器も、子供のおもちゃもまとめて浮かせています。
誤算だったのは耐荷重です。小さめの風呂いすでないと掛けた瞬間にスルスル~っとずり落ちてきてしまいます。
フタ掛け金具を支えにしてなんとかなりました。良かった。
こちらはバスブーツ掛けです。手が届くぎりぎりの高さに設置すればシャワーを使用しても水が入ることはありません。
入り口際に設置しているので、バスブーツ使用後も使用する際も足を濡らさずに済んでいます。
最後はタオルハンガーと石鹸置きです。
全て浮いているのでしっかり乾燥できています。
不要な情報ですが私、頭から体まで昔ながらの牛乳石鹸で洗ってます。
色んなボディーソープやシャンプーを使ってきたのですが、入浴後のサッパリ感、頭皮のサッパリ感、何より経済性が素晴らしい。悩んでいる方、お近くの薬局へ。
これらマグネット製品によって入浴後は何も床に置かず、存分に乾燥ができています。
ちなみにタカラさん以外のメーカーも大抵マグネットはつくはずです。一応、購入前に調べてみて下さいね。
しかし、乾燥命になってから色んなことが気になるもので、マグネット製品と壁の間、ボディーソープを置いている標準の棚も気になっている今日この頃。
これ以上対処するのは難しいので、今の状態で暫く使って、使用感をまたアップしてみたいと思います。
そういえば、ユニットバスに付属のパイプ。
横一文字のステンレスパイプ。ランドリーパイプという名称ですが。。
湿気が一杯のお風呂場で洗濯物なんて乾かないだろうと思っていた時期が私にもありました。
しかし、乾燥・暖房機能を使わずに、強換気運転でも風が通るからか十分に乾きます。
取り外して倉庫の奥にしまわれている方、部屋干しの候補地として考えてやって下さいね。