雨音と屋根② 素材による違い

昨日、今日と連続して豪雨が続いております。

テレビで様々な河川が氾濫危険水位に届かんとする映像が流れ、これ以上洪水が発生しないことを祈るばかりです。

 

先日のブログに引き続いて雨音の話をしたいと思います。

今回は素材による違いについて。

屋根材の材料は幾種もありますが、木楽舎では”瓦”と”ガルバリウム鋼板”の2種類の屋根を使用することが多いです。

鮮やかな青色の鋼板屋根…。

瓦の良さを活かしつつ、凹凸を減らしてスッキリと見せるスマート瓦…。

昔ながらの風情ある和瓦…。

こういった屋根材を中心に使用しています。

 

さて、先日のブログに書きましたとおり、鋼板の屋根は雨音が室内まで響いてしまう事例が散見されます。これは全くそのとおりで、薄くて質量の小さいものほど音はよく通ります。従って0.35~0.5mm前後の住宅用ガルバリウム鋼板はよく音を通します。

一方、スマート瓦は32mm、和瓦は80~100mmもの厚さを持っているため、雨が当たっても室内まで音が響き難いです。

木楽舎の事務所にはどちらのサンプルもありますが、指で叩いてみると、音を通す・通さないをハッキリ感じることができます。

 

ここまでの結果を見ると、雨音が気になる方の選択肢は瓦一択であるように思われますが、先日のブログに書きましたとおり、鋼板の我が家でも雨音は気になりません。その理由は、疲れましたのでまた次回に書きたいと思います。

 

普段、屋根の色をまじまじと見ることがないですが、我が家の青色…綺麗ですね。