日本には軒のある住まいが必要だ

みなさんおはこんばんにちは

代表の安東です!

 

一日一日ドンドンと

温かくなってきました

 

今週末のお花見

愉しみすぎて

仕事がはかどらない(オイ)

今日この頃😚

 

少し気が早いですが

今日は夏の話題をひとつ

 

↓は昨日のブログで紹介した

来月着工の住まいCG

 

 

よく見ると

これでもか!というくらい

軒(のき)や庇(ひさし)が

たくさんついています

 

長さや高さがそれぞれ違いますが

ただ闇雲に付けているのではなく

それぞれの窓のサイズや方角

周辺の日当たりの環境に合わせて

一つ一つ丁寧に検討しています

 

仮に

この軒庇を

すべて取り除いてしまった

としましょう↓

 

(・・・なんだコレ?)

 

この状態で

真夏の一日の室温変化を

シミュレーションすると

↓のようになります

 

 

こうなるときっと

午後はずっと

エアコンをつけっぱなし

でしょうね・・・

 

改めてしっかりと

軒と庇を出してあげると↓

 

 

こんなにも室温が変わります💡

 

このくらいであれば

お昼前から夕方くらいまで

エアコンの弱~中の運転で

十分に涼しさを

保つことができます

 

 

体感温度に影響を与えるのは

室温だけではないので

条件が揃えば

真夏でもエアコンなしで

涼しく過ごせる日はあります

 

そういうチャンスを

みすみす逃さないためにも

深い軒や庇がある住まいは

必須項目です

 

 

最近は脱炭素の流れで

「性能値が最重要」という

風潮になってきているので

 

こんなことを言うと

嫌われるかもしれませんが・・・

性能が高いからと言って

住まい手と環境にやさしい

とは限りません

 

まずは日本

そして大分の気候風土をひも解いて

自然を味方につけるような

建築の工夫を凝らすことが

第一です

 

そうすれば

暮らしにかかるエネルギー自体が

少なくなっていく

 

太陽光発電や蓄電池を考えるのは

その次でも良いかと🤔

 

深い軒や庇がある住まい

緑があふれて

地表が冷やされたお庭があれば

鬼に金棒です💡