住まいは「売り物」ではない

みなさんおはこんばんにちは

代表の安東です!

 

今年に入ってから特に

↓のようなDMが

ドンドン送られて来るように

なりました

 

 

 

これはいわゆる

フランチャイズ住宅商品

のお誘いDMです

 

分かりやすく言えば

住宅を効率的に「売る」仕組み

お金をかけて買って

その流れに則って商売をする

ということ

 

中身を覗いてみると

 

 

プランニングに5日

着工までの詳細設計に14日

 

え~~~っ、短っ!!!😅

・・・そりゃそうか

 

元々プランが数パターンあって

それぞれの図面もある

 

仕上げや設備の変更くらいなら

図面変更もそんなに

手間はかからないでしょう🤔

 

パンフレットに紹介されている

商品ラインナップも

流行りのデザインを盛り込みつつ

性能値もかなり高めに

アピールしているものばかりなので

お客さんのウケは抜群でしょう

 

手間を減らしながら

「売れる住宅」を手に入れることが

可能になるので

工務店にとっては

魅力的な仕組みではあります

 

・・・ただその反面

 

住まい手さん、そして職人さんと

「一緒に住まいづくりをしている」

という感覚からは

ドンドンと遠ざかってしまいます

 

木楽舎では

 

①出会いから数カ月かけて

お互いの信頼関係をつくり

 

 

②数週間をかけてプランを練り

 

 

③数カ月かけて詳細を詰め

 

 

④半年ほどかけてコツコツ造り

 

 

⑤ついにお引き渡し

 

 

出会いから完成まで

1年半くらいの住まいづくりです

 

それだけ長く

時間を共にしていると

「お客さま⇔業者」の枠を超えた

独特な関係になっていく

のを感じます

 

仕事に関係のないことでも

お施主さんたちとのやり取りが

たくさん生まれるんです

 

 

 

 

 

住まいづくりを通じて

たまたま知り合っただけなのに

これほど「血の通った」お付き合いを

させてもらえる

 

これはただ単純に

物を売り買いしているだけでは

決して訪れないことだと

思います

 

だからといって

冒頭で紹介したような

フランチャイズの商品を

悪いとは思っていませんし

 

いくらキレイごとを言っても

会社を続けられなければ

意味がないのも事実

 

つまりは

じっくりと育てたお互いの関係を

「住まいを一生守っていこう!」

というモチベーションの種にして

この不安定な時代を乗り切っていく

 

ただ、それだけですね