小さな居場所、いかがですか?

みなさんおはこんばんにちは

代表の安東です!

 

・・・今日はようやく

1つプランを描き上げました

 

 

今回お施主さんは

古いお家が建っている土地を購入

 

ご覧の通り坂の途中にあるため

道路と敷地の高低差があります

 

高低差を解消するコストを

あまりかけたくないという

お施主さんからのご要望もあり

建物のボリュームを西に寄せ

南北に少し長いプランにしています

 

 

ここでちょっとだけ

モザイクを取って注目したい部分が↓

 

 

これは何を隠そう

「おこもり用の穴ぐら」(仮称)

 

 

↑はサンプルに作ったCG

 

キッチンの真横にひっそりと

3方を壁に囲まれて

秘密基地のような場所になっています

 

 

「これは・・・、もしや!」

と思い出す方は・・・

いないかもしれませんが・・・

 

実はこの空間は現モデルハウス

居酒屋スペースの上位互換

 

 

奥さまいわく

モデルハウスで観たこのスペースが

ずっと頭から離れなかったそうで😚

 

プラン前のヒアリングでも

「こじんまりとした場所が好きなんです」

と想いを伝えていただきました

 

というわけで

もう一つ「こもれる場所」を↓

 

 

いわゆる「ヌック」という場所です

 

ヌックの語源は

スコットランド語の「neuk」(ヌーク)で

「温かく心地よい場所」を意味します

 

ということで

冬のお日様がたくさん入るように

大きな窓を付けてみましたが・・・

 

逆に大きすぎて落ち着かない?

 

この辺りはお施主さんと

意見を擦り合わせていきたいところ🤔

 

「こもれる場所」は他にも・・・

 

 

 

畳2~3畳くらいのパターンや

 

 

 

1畳の「おひとりさま」バージョンまで様々

 

 

今までで一番コンパクトなのは

↑のヌックかもしれません

 

本当にささやかな空間ですが

 

ここに腰かけて

ボ~ッと何も考えず

ただ日が暮れるのを眺める

 

そんな時間がなんと贅沢なことか

 

最近は建築費が上がっているので

「いかに空間を広く見せるか」

ということに注目しがちですが

 

できるだけたくさんの

「小さく心地のいい居場所」を

生み出す努力は忘れないように

したいものです