みなさんおはこんばんにちは
代表の安東です!
昨日のお打ち合わせでの1シーン
おもむろに奥さまが
「そういえば、窓と窓の間に
板を埋めるように張っているのって
どんな意味があるんですか?」
とクエスチョン
例えば↑の写真のように
窓の間を木の板でお化粧し
さらには木の枠でグルっと
囲っている部分のことです
これは単純に・・・
デザインです
その一番の狙いは
バラバラの窓どうしを
一つのカタマリのように見せること
↑の写真のように
全ての窓が同じサイズで
整然と横に並んでいれば
それだけで自然と
キレイな印象になります
ですが、プランをしていると
どうしても窓のサイズが揃わなかったり
1階と2階とでラインが揃わない
ということがたくさん起こります
そんな時に木のお化粧で
「まとまり感」を演出してあげる
というワケです
↑の写真のお宅も
板のお化粧がなくなると
だいぶ印象が変わって見えます
2階の窓の幅が違うので
バラバラに存在感が出てしまうのです
一方で↑のお宅の場合は
板張りがなくても
これはこれで整っている印象です
(・・・あれ?
むしろこっちの方も・・・
悪くないぞ・・・?)
それは2階の窓が同じサイズなので
存在感のバランスが取れているということ
このお宅の2階の窓は3枚とも
すべてがまったく同じサイズなのに・・・
板張りがないと
何だか落ち着かないから不思議・・・
このあたりのデザインは
設計者のセンスによるところが
とても大きい部分ですが
図面やCGでじっくりと見比べて
ちょうどいい塩梅を目指したいところです
(センスがないことの
言い訳にすぎない・・・)