寿命をまっとうできるかどうか

みなさんおはこんばんにちは

代表の安東です!

 

大雨による秋田市内の住宅被害が

数千~万の単位に上る可能性があると

秋田県知事が発表しました・・・

 

令和4年の秋田県の

持ち家の住宅着工数が2239戸なので

その数倍にも及ぶ住まいが

被害を受けたことになります

 

自然災害による大きな被害を受けずに

建物の寿命をまっとうできるだけで

とても幸せなことなのではないかと

感じる今日この頃です

 

 

さて今日は朝一番から

お施主さんと一緒に現場へ

 

解体工事にかかる前の

現地の打ち合わせです

 

この古い住まいも

長年とても大切に住まわれていて

立派に寿命をまっとうしました

 

土地の売買にも立ち会いましたが

「こんなに若くてステキな方に

買っていただけて安心しています」

という高齢の売主さんのお言葉を聞くと

作り手である私も身が引き締まります

 

そんな気持ちで

建物以外にも何をどう解体するのか

解体屋のA社長と共に

じっくりと確認していきます

 

 

「真剣に打ち合わせをしている感じで!」

とシャッターチャンスをお願いしているのに

バッチリカメラ目線をはずさない

ひょうきん者のA社長(笑)

 

ですが

お仕事はバッチリ丁寧なので

安心して任せられます

 

 

その後は木楽舎に移動して

諸々のお打ち合わせをしました

 

「夫婦で議論が白熱している感じで!」

とお願いすると

今度はバッチリな仕上がりに(笑)

 

何を隠そうこちらのご夫婦は

私の前職(高校教師)時代の生徒さん

 

特に奥さまには

英語の授業を受け持っていました

もうかれこれ15年ほど前のことです🤔

 

それが昨年のHome-Liveで

ひさ~~しぶりの再会を果たし

それから気が付けば今では一緒に

住まいづくりを進めています

 

ご縁と言ってしまえばそれまでですが

「元先生」に住まいづくりを頼むのが

どれほど勇気のいることか・・・

 

その勇気に応えるためにも

丁寧すぎるくらいのお仕事で

お返しするしかありません

 

そしていつかその住まいが

寿命をきちんとまっとうできるように

頑丈で心地よく造っていく

 

 

私たちのような小さな建築屋には

それしかないのです