屋根のパネルか木の葉の絨毯か

みなさんおはこんばんにちは

代表の安東です!

 

昨日のブログで紹介した

新たな補助金のお話

 

 

その主な要件である

長期優良住宅とZEH住宅には

「太陽光発電を搭載して

エネルギーが±0になるような

基本性能としてね~」

という狙いがあります

 

これは昨今の省エネの流れから

2030年までには

太陽光発電付きのお家を

スタンダードにしたいという

政府の計画が土台になっています

 

ただ・・・

 

 

2030年を過ぎたころから

太陽光パネルの大量廃棄が

始まる可能性がある

という新たな問題が🤔

 

2009年から始まった

太陽光発電で余った分を

一定期間の間だけ

固定価格で買い取ってくれる制度

(余剰電力買取制度、後のFIT制度)

 

それに支えられて

大量に付けられた太陽光パネルが

寿命を迎え始めるのが

2030年に入ってからなのです

 

とはいうものの

太陽光パネルの処分方法については

現在ではかなり技術が進み

ほとんどすべてのパーツを

リサイクルや無害化することが

可能になっています

 

ここで一番問題になっているのが

その処分を請け負うことができる

企業の数が圧倒的に足りないこと

ということです

 

↑のニュース記事では

来る事態に備えて

太陽光パネルに関わる会社が

勉強会を行ったと

伝えられています

 

正直なところちょっと考えれば

こうなることは分かったはずで

 

ブームで付けた太陽光パネルが

たくさん余ってしまう

それを処理するために

建物や運搬力が足りない

新たな建築や運搬を行うことで

またCO2を排出することになる

 

という変なサイクルに

なってしまっていないか?と

ちょっと疑問に感じてしまいます🤔

 

だからといって

太陽光パネルそのものを

悪く言うつもりはありません

 

建物で囲まれた都市部などでは

お日さまや風の恩恵を

受けにくいと思うので

屋根で発電というのは

とても合理的だと思います

 

 

しかし大分は

ちょっと車を走らせれば

ほど良い田舎感のある

自然豊かな風景が広がります

 

そんな場所では

たくさん木を植えてあげる方が

よほど美しいし気持ちよく

パッシブデザインにも

力を発揮してくれます

 

 

そこそこ郊外だったら

落ち葉で周りに迷惑も

かかりません

 

この季節になると

黄色く色づいた落ち葉が

まるで絨毯のように

お庭を埋め尽くして

それはそれは愉しいものです