傾斜地の注意点

みなさんおはこんばんにちは

木楽舎代表の安東です!

 

昨日から今日にかけて

またもやお祝いのメッセージが

たくさん届いています😭

 

全てはご紹介しきれませんが

一つひとつすべてが

本当に温かく心に響きます

 

この場を借りて

すべての皆様にお礼を🙇

本当にありがとうございました!🙇🙇

 

さて本日

心の栄養満点で向かったのは・・・

 

 

湯布院です

 

一緒に土地探し中のご夫婦と

気になる土地を見に行きました

 

それにしても・・・

 

 

現地へ向かう道すがら

車をパタパタとたたくように

あられが降り始めたのには

驚きました・・・

 

寒すぎでしょ・・・

(このときの外気温は2℃)

 

「由布岳を眺めて暮らしたい」

というご主人の思いから

今回は2つの土地を視察

 

 

周辺の様子も確かめながら

テクテク歩いて辿り着いた

候補地の一つがコチラ

 

長い間放置された空き家に

ツタや草が絡まって

うっそうとした雰囲気ですが

 

 

由布岳を含めて

雄大な山々を見渡す

ステキなロケーション😆

 

敷地も広いし

表土をスキ取って

整地をしてあげれば

気持ちのいい土地になりそう🤔

 

ただ・・・

ひとつ大きな問題が・・・

 

 

写真では分かりにくいのですが

道路から敷地に入ると

緩やかに下っています

 

 

そして下りきった先には

お隣の石組みの塀と

田んぼが広がっています

 

そしてこのエリアは

浄化槽を設置しなければ

汚水の排水ができない地域

 

つまり何が言いたいかというと

汚水を流す場所がない

という問題がある土地なのです🤔

 

 

道路の反対側にある側溝へ

なんとか排水できそうですが

 

汚水配管には

2%の傾斜をつけなければ

なりません

 

つまり

1m進むごとに2cm下がる計算

 

由布岳が見える位置に

建物を建てると

側溝までの距離は

20mを超えるので

最低でも40cm以上は

配水管のための高さを

確保する必要があります

 

 

そのためには↑のように

ある程度は土を盛って

高さを出してあげながら

 

建物の基礎の一部を

通常よりも厚く作るなどの

計画が必要になります

 

つまりは・・・

けっこうコストがかかる

ということです🤔

 

ということで残念ですが

この土地は見送りになり

もう一方の土地を

もう少し深く検討する

ということになりました

 

一見すると

気持ちのいい土地ですが

インフラの整備は

暮らしを左右する

もっとも重要な部分です

 

傾斜地はメリットも多いですが

より慎重に検討する部分も

多くなるのでご注意を