仄暗さって心地よい

ブログに何を書こうか迷ったとき、今まで撮影してきた写真を見返すことにしています。

こちら、京都府に旅行に行ったときの写真です。

京都市左京区にあります、詩仙堂という建物の早朝の写真です。

撮影した時にはちょうど誰も座っていませんでしたが、これ以降、幾人もの方がこの仄暗い空間に座って庭を眺めていたのを覚えています。

建物を計画するとき、一般的には明るい家を目指すものですが、一角に仄暗い、ちょうどよい明るさの空間を作るのはいかがでしょう。

燦々と日光が当たる空間も心地よいですが、目が疲れてしまいます。落ち着く空間も必要です。

伏見稲荷の千本鳥居、明るいものもとても美しいです。

奥の方へ行くと雑木林の影が濃くなり、ほどよい暗さになります。

明るいところと暗いところと、適度にあると暮らしにひとつ変化が生まれて楽しいかもしれません。