みなさんおはこんばんにちは、安東です。
年末間近ですが、住まいづくりは常にフルスロットルです。
大分市で建築中の平屋にて、手形式を行いました~◎
お施主さんも忙しいので、棟上げ以降はなかなか現場を見に来ることができなかったそうで・・・
こうやって少しでも思い出に刻んでもらえたら嬉しいですね◎
さて本日、なかなか印象深い出来事があったので備忘録的に書きます。
先日お引き渡しをしたお施主さんから、近況報告ということで↓のような写真をいただきました。
この写真を見たときに私の頭に浮かんだのは、
「あれ、これは誰のお家だろう?」
というクエスチョンでした。
もちろん、お引き渡しをしたお施主さんのお家に決まっているのですが、何だかまったく別のお住まいのような気がしたのです。
ここでふと思い出したのが、最近読んだとある文章でした。
その中の「家を”我が家”にするのは、自分の痕跡を刻み込んだモノ(インテリア)である」という趣旨の一節が、上の写真によってストーンと府に落ちた感じがしました。
私たち住宅業界の人間は、「どうだ、すごい家だろう!」と建物のことばかりアピールしてしまうクセがあります(笑)
でも、本当の意味での「住まい」とは、そこで暮らす人々の痕跡によって唯一無二に染め上げられていく過程なのだと、このお施主さんから改めて教わった気がします。
和室に飾られた絵の一つをとっても、「これは○○さんの住まいです」と自己紹介しているような感じがしてなりません↓