“ゆず風呂”の失敗

もうすぐ、冬至を迎えます。

冬至の日にはゆずをお風呂に浮かべて、体をホカホカ温めるのがよいでしょう。

 

話が逸れて、私が好きな温泉のひとつに『鬼石の湯』があります。

別府の鉄輪温泉地帯の端の方にあるのですが、湯船がとても広くかけ流しでありながら込み具合はちょうどいい、いいところです。

こちら、冬になると巨大なざぼんをたくさん入れてくれて、とっても風情があるんです。

 

話を戻しまして、ゆず風呂。

先日、木楽舎のスタッフの平山さんから立派なゆずを貰いました。

冬至を待たずにゆず風呂をしよう!という話になりまして……失敗しました。

 

最初、ゆずをお風呂に普通に入れたのですが、いまいちゆずの香りがしない。

そういえば、家でかぼす風呂をするときは、かぼすに爪楊枝で穴を開けて入れていたなと思い出しました。

おもむろにゆずをむき、お風呂に入れたところで細かい皮が無数に広がっていったのです。

髪の毛で配管が詰まることもあるのに、大量の細かな皮が流れていったらマズい…!!

一生懸命かき集めて今はなんともありませんが、皆さんもゆず風呂をするときは爪楊枝で穴を開けるくらいに留めておくのが良いでしょう。

 

そういえば、冬至の日にゆず湯に入るのは、冬至の日以降、日照時間が増えることから、太陽からの運を呼び込むため、厄払いをすることが目的だったそうで(調べた中の一説です)。

太陽の光を取り入れることを重要視している木楽舎にとっては、冬至は改めて大事な日だなと思う今日この頃でした。

↓ 12月中旬の我が家です。これだけ日が入るので、晴れた日は暖かいです。