お庭の歩くところの例

外構の計画を立てるときに気になるところのひとつが『歩くところ』についてです。

一般的に、駐車場の下はコンクリート、木や植物を植えるところは黒土です。

(個人的には駐車場もコンクリートでない方が好きですが、手入れが大変です)

 

一方で、人が歩くところをどうするか、悩まれる方も多いのではないでしょうか。

砕石を敷くのも味気なく、土のままだと靴に泥がついたり、雑草が生えてきたりして大変です。

 

そこで先日、日出町の大神.ファームに行ったときに参考になりそうな『歩くところ』が沢山ありましたのでご紹介致します。

こちらはレンガですね。

レンガは比較的安価で(ホームセンターに売っていますが安ければ70円/個~)土や植物とよく馴染みますので、とても扱いやすい材料です。

腐ることもありませんし、一度設置・隙間に植栽などしてしまえば、半永久的に使用できるでしょう(自然石と異なり、端の方は欠けやすいですが、欠けも味になります)。

こちらは木片を敷き詰めたものです。

こちらのメリットはなんと言っても足触りです。靴で踏んだとき、とっても柔らかいので気持ちがよいです。

ただし、段々風化してきて、雑草が生えてくるので、手入れをする時間を確保できる方むけでしょう。

ホームセンターや通販で購入する際には「バークチップ」などと検索すると良いでしょう。

こちらは自然石ですね。

私が目指しているのはこの風合いです。自然石は湿気のある場所に埋め込んでも劣化がありませんし、石と石の間がグランドカバーで埋まってしまえばとても自然な風合いに仕上がります。

問題点として石の値段が高いことが挙げられます。また、敷き詰めるためには個数が必要なので、運搬の費用、または手間も考慮する必要があります。

最後にこちらは木を置いて通路にする事例です。

とても可愛らしい仕上がりになり、土や植物との親和性も高いです。

ただし、木材は湿気に弱く、土(湿気)に接していると腐ってきます。何年か単位で取り替える必要がありますので、手入れは覚悟する必要があるかと思います。

こちらの木は丸みを帯びており、大神ファームさんは海岸に隣接しているので、恐らく流木を使用していると思います。海岸が近い方はちょっとずつ流木を集めて通路を作っても面白いかもしれませんね。

 

通路をコンクリートで作ってしまえば掃除や除草の手間は省けますが、家や家族と一緒に、通路も手塩にかけて育てていくのはどうでしょうか。

 

そういえば、以前の記事(最近の悩み事)で紹介しましたルンバのような自動芝刈り機、活躍しておりました…!!購入を検討されている方、大神ファームに行けば実物を見ることができますよ。

それと至るところに苔がありまして、幸せでした。