みなさんおはこんばんにちは、安東です。
いやぁ、昨日の木元さんの記事、ア○っぽくて良かったですね~(笑)
GWを目の前に浮かれてるのかしら?
今日は午後中、別府の完成邸にこもり切っていました。
というのも、この住まいに「ある魔法」をかけるためです(ん?・・・不快ですか?)
機械や装置、はたまた電気の力を一切使わず、自然の力のみで空気をキレイにする、そんな魔法です!
(実際は、高校で習う化学レベルの非常にロジカルな仕掛けです)
さすがに一軒分を一人で施工するのは大変でしたが、明日のお引き渡しの時にお施主さんが喜んでくれるように頑張りましたとさ。
さてこの度、「住まいマガジンびお」というWeb住宅誌に記事を寄せることになりまして💡
半年ほど前に大分の風景について寄稿したのですが、その第2弾となるわけです。→前回の記事
何を取材するか悩んだ結果、「大分の古い民家を見に行こう」と思い立ったわけです。
そこで昨日訪れたのが、大分市荷尾杵にある「後藤家住宅」です。
大分市内最古と言われている、民家住宅です。
見事な茅葺(かやぶき)屋根と、少しずつ手を加えられながら永らえている佇まいに、地域の愛を感じます。
詳細は「住まいマガジンびお」の記事を読んでほしいと思いますが、「後藤家住宅」で目を見張るのがこちらの仕掛け↓
西側に開口を取っているため、内部はかなり暗いのですが・・・
昔の蔀戸(しとみど)のように、戸板がそのまま窓の代わりに!
その効果たるや明白です。
寒いときは戸を閉じて、囲炉裏(いろり)の熱を閉じ込める。
そして心地よい季節のころには開け放して涼風を得る。
実に単純明快ですが、これぞ本当のパッシブデザインでしょう。
実はこの仕掛けにはもう一段階あるのですが、それは本編のお楽しみということで(笑)
本編の記事は、5月6日(月)の公開予定で~す。