夏に涼しい現場

みなさんおはこんばんにち、安東です。

一昨夜は協力業者会「ひだまり会」の暑気払いでした!

いつもとは趣を変えて、ちょっとオシャンティな会場をチョイス。

飲み放題がハイネケンだったのが衝撃的に嬉しかったです(笑)

 

年甲斐もなくハシャぐ大人たちの図↑

とても楽しい会でした!来週もやろうかな?(笑)

 

さてさて、前夜に酷使した体(主に胃腸)をひきずって、昨日は現場回りを。

こちらは挾間町に建築中の住まいです。

現在は大工さんによる造作(ぞうさく・造り付け家具などの設置工事)の真っ最中。

日曜なので大工さんはお休みでしたが、照りつけるような暑さの中、職人さんたちはエアコンもない中で必死に作業をしているわけです。

 

これは内部の様子です。

外がとても暑いので、中も暑い・・・と思いきや、室内はヒンヤリとさえ感じるほど涼しくなっています

 

実はしっかりとパッシブデザインされた住まいは、工事中も比較的心地よい環境を作り出すことができます

ザクっとその要素を書き出すと・・・

  1. 地域に適した断熱性が設計されていること
  2. 遮熱の対策を施していること
  3. 地域の風が通り抜ける設計になっていること
  4. 軒(のき)や庇(ひさし)によって照り返しなどの輻射熱の進入を防ぐこと

 

 

簡単そうに見えて、これらをあまり考えていない住まいづくりが横行している世の中です。

入居後はエアコンなどでコントロールはできますが、現場ではそうもいきません。

「職人さんにも優しいこと」も、住まいづくりの質を高める上では大切なことではないでしょうか?💡

 

ちなみにこちらは安東邸の現場ですが、断熱材が張られていないにもかかわらず、室内は驚くほど涼しく心地よいです。

これは周囲の草木で地面が冷やされているということも大いに関係していると思います。

大分の自然と程よい距離感を保ち、なおかつ心地よく暮らせる住まいは実現可能なのだと、意を新たにした日曜日の午後でした。