色温度・その1

みなさんおはこんばんにちは、安東です。

昨夜の曇り空のおかげか、今日は寒さが和らいだ一日となりましたね。

 

さてさて、たまにはお役立ち系のブログを書かないと怒られそうなので・・・

 

寒さが本格的になってくるこの時期に考えておきたい「色温度」のお話です。

色温度というのは、光の色を表す尺度のこと。

光によって「温かい」と感じたり、「冷たい」と感じたりするのは、すべて色温度が異なるからなんですね。

 

ちなみに、みなさんは↓の画像を見てどのように感じますか?

 

おそらく、すべての人が「温かい色」と認識すると思います。

このように、住宅の照明の色をTPOに合わせてコーディネートすることが意外と重要なんです。

 

 

↑これはお客様と照明の打ち合わせをする際に活用している照明サンプルです。

この3つにはそれぞれ↓のような色味の名前があります。

 

ちなみに「~~K」とあるのは色温度を表す単位「ケルビン」です。

つまりは、ケルビンが低ければ温かい色、ケルビンが高ければ冷たい色、という訳です💡

 

(温かい)電球色:3000K=朝日・夕日・白熱電球・ろうそく

     温白色:3500K

     白 色:4200K=蛍光灯

     昼白色:5000K=太陽光

(冷たい)昼光色:6500K=青みがかった寒色

 

一昔前は電球色か蛍光灯のどちらかを選択するのみでした。

が、LEDの普及により、ある程度自由自在に色温度を設定することができるようになりました。

 

↓電球色を中心に用いた場合

 

↓温白色を中心に用いた場合

 

↓昼白色を中心に用いた場合

 

リラックスや家族のだんらんのための空間には、電球色や温白色が適しているようです。

一方、家事や勉強など、集中して作業を行う場には白系の照明の方が適していると感じます。

 

とはいえ、光の感じ方にも個人差があるので、みなさんも常日頃から照明の色味に目を向けてみてはいかがでしょうか?

 

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