こんにちは、木楽舎の安東です。
雨の予報もどこへやら、穏やかな日曜日の午後です。
今日はプランの打ち合わせでした。
木楽舎ではパッシブデザインという、自然エネルギーを住み心地に生かす設計手法を用いています。
その中でも最も心強いツールの一つが「スケッチアップ」というソフトです。
機械設計からランドスケープデザインまで多くの用途に使うことができるソフトなのですが、「日照シミュレーション」が標準で搭載されているんです。
土地探しの段階から、周りの建物などがどのような影を作るのかが一目瞭然に分かるので、木楽舎でも5年くらい前から愛用しています。
そして、今日のお客様の土地がこんな感じ↓
それをシミュレーションすると、こう↓(365日、しかも1分単位でグリグリ動きます)
そしてそして、別の建築ソフトで入力した建物をボンッ!と置けちゃうわけですね↓
木楽舎ではお仕事で使うのでキチンとお金を払ったバージョンを使っていますが、個人利用だと無料で使えるのでとても太っ腹なソフトだと思います。
さて、今日の打ち合わせに向けてCGを作ろうと思い、人物画像を埋め込むことにしました。
スケッチアップでは世界中の人が作ったモデルを自由に使うことができます。
いつもは2次元の人物画像を読み込んでいたのですが、最近PCのスペックも上がったので、立体モデルに挑戦することに。
「3d people」で検索すると、たくさんモデルが出てきます。(左上のは、なんやねん・・・)
その中から、お客様と家族構成が近しいモデルを選んで、読み込み!
なんとなく漂うハリウッド感・・・(日本人のモデルがほとんどないので・・・)
でもまあ、全体の雰囲気が伝われば良いので、良しとします。
とここで、もうひと手間加えます。それは「レンダリング」です。
レンダリングとは、データ記述用語や構造といった抽象的な高次情報からコンピュータプログラムを用いて画像・映像・音声などを生成する・・・つまりはリアルな画像にすることを言います。
スケッチアップをレンダリングすると、特に日の光がリアルに再現されるのでとても気に入っています。
(下は過去の例。ガラスの反射まで再現されています。)
それではここで、先ほどの画像をレンダリング開始!
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・
・・・ん?
・・・んん!!???
・・・なんかめっちゃリアルじゃないですか?
試しに違う角度からもレンダリングしてみました↓
もはや怖いくらいです・・・
明らかに建物よりもお嬢ちゃんの躍動感に目が行く(笑)
そのうちきっと、お客様の顔もモデリングできるようになったりするんでしょうね。
思わぬところでスケッチアップの秘められた可能性に気づかされました。(お客様が笑ってくれたのが何よりです)
さて、今度の3連休は今年最初の完成見学会です!
↓↓↓
↑の画像も実際の日照シミュレーション画像です💡
見学会でシミュレーションもご覧いただけるので、ぜひご予約ください~◎