初めまして、木楽舎の木元と申します。
1月から木楽舎で働くことになりました。前職も大学も、建築とは畑違いの仕事で毎日悩みながら過ごしています。
さて、設計職ということで、図面を描くのが仕事。見様見真似で描いてみたのが下の展開図です。
細かい数値が沢山並んでいますね。描いている私自身も結構混乱していました。。
建物の壁は、仕上げ(漆喰やクロス材)の下に12.5mmの石膏ボードがあり、120mmの柱を挟んでまた次の壁に移っていきます。
階段は足で踏む面を210mm、階段の高さを200mm以下に抑えつつ登るよう書いています。
その他沢山の要素で家はできていますが、それぞれ、mm単位での検討が為されているはずです。
ただ、mm単位で寸法を追っていくのも当然の話。上の写真は木楽舎で建築中の我が家、上棟時の写真です。
柱や梁に切り欠きがあったり、金物が入ったりしているのが分かると思います。
切り欠きが大きすぎれば、木材や金物を固定することができません。それぞれ、必要な位置にmm単位で施工する精度が要求されます。そのため、材料の発注に必要な図面もmm単位で検討する必要があるのです。
我ながら大変な世界に来てしまったと正直思っています。が、楽しいです。
話があちらこちら行きましたが、「建築は細かい数値の積み重ね」だなと入社一ヶ月で感じています。
見る人が間違わないよう、数値は正しく、スッキリ見やすい図面を描けるよう、精進していこうと思いますので、宜しくお願い致します。
なお、今週末の三連休、木楽の家見学会が大分市で開催されます。まだ予約枠に空きがありますので、連休何をしようかな…と考えている方、是非お越し下さい。
なおなお、道が分からない…という方もご安心。道案内動画を作成しましたので、心配ご無用(私が作りました…!!)。