板は意外と傷まない

みなさんおはこんばんにちは、代表の安東です。

 

突如として訪れた夏日ですが、週後半にかけて気温がグッと下がるようです。

体調管理には気を付けていきたいところ。

 

管理という意味では、↓のようにご質問を受けることが多ございます。

「外部に板を使うと、メンテナンスが大変では・・・?」

 

そのお気持ちはごもっとも。

いずれ↓のようになってしまうのでは?と恐くなってしまう気持ち、分かります。

 

 

 

・・・と極端な例はさておき、実は意外なほど、木材は長持ちします。

 

↓は、昨日のブログで登場した私の実家の板塀。

材質は杉です。

 

 

私が小学校高学年(?)のときに家族で塗装してそのまま、ほったらかしです。

それでも、塗装は剥げたり褪せたりしているものの、基本的な劣化はそれほど進んでいません。

 

一方、↓は築5年が経つお施主さん宅の濡れ縁。

 

 

新築当時は↓のように塗装色がはっきりしていました。

 

 

人が歩いたり、雨風によって色味は褪せたものの、内部への傷みはほとんどありません。

 

 

このように板を外部に使っても、劣化は起こりにくくすることができます。

その秘訣は主に↓の3点。

 

  1. 板材はなるべく厚いものを使う(できれば幹の中心に近い心材)
  2. 対候性の高い塗料をこまめに塗布する
  3. 雨風に直接さらされることを防ぐ

 

これらを実践することで、木材は驚くべき耐久性を発揮します。

全面板張りのお寺や神社が数百年も長持ちしているのは、そのおかげです。

 

 

 

こちらは先日アフターメンテナンスで伺った、築1年のお家↓

 

 

ちっちゃな怪獣がゴムサンダルで走り回るから、塗装がすでにかなり薄くなっています(笑)

板が厚いので大きな問題はないけれど、おじちゃんが今度、塗り直しちゃんな😚

 

いずれにしても、木材はだんだんと経年変化しながらシルバーグレーな色に変化していきます。

それを逆手に取り、木材に浸透し保護しながら、シルバーグレーへの変色を促す防腐剤もあります。

モデルハウス庄内HUT、お施主さん宅でも大活躍しています↓

 

 

 

何よりこれらの木材が、徐々に風合いを蓄えていく様はとても美しいものです。

 

きちんと使えば、板(いた)はそんなに傷(いた)まない!

いたい放題で、らぬ私の心はみ、いたたまれないことばかりで、「あれ、いたの?」と言われることが多いため・・・あ、すみません、変なスイッチが・・・。

 

 

こちらの住まいも美しい板張りが見どころです😊↓

 

 

ご予約お待ちしてま~す◎