風景に馴染む住まい

みなさん

新年あけまして

おめでとうございます

 

代表の安東です!

 

やったー!

電話もメールも来ない

休日だーーー!!

 

・・・とまどろんでいたら

 

 

やりますなぁ国土交通省😅

 

しかしこれで

一気に目が覚めました(笑)

 

ありきたりですが

今年の個人的なテーマは

健康第一

 

昨年は全くと言っていいほど

健康に気を遣わなかったので

 

今年はできる限り

心身ともにため込まないよう

気を付けたいと思っています

 

その決意の意味も込めて

早朝のお散歩に出発

 

 

少し肌を刺すくらいの

心地よい寒さの中

少し薄着で出かけます

 

私が暮らす大分市木上は

まだまだ田舎の風情が

残っている穏やかな場所

 

 

七瀬川と霊山を見渡せる

この場所は一番のお気に入り

 

川べりでは

鵜(う)などの水鳥たちが

井戸端会議しています

 

 

 

土手から見渡すと

霊山の陰に隠れた住居

早々に日を浴びる田畑

ギャップが目につきました

 

 

ナゼ日陰に家を?

という疑問がわきますが

 

それはきっと

田畑にできるだけたくさん

お日さまを当てるため

なんだろうと思います

 

川を挟んで反対の集落も

家が山に沿うように建っていますし

 

 

この辺は市街化調整区域といって

昔からの農地を荒らさないように

新参者は家を建てられない地域

 

つまりこの集落の人々は

寒さに耐えつつ

代々の田畑を守りながら

生きてきたということ

 

エアコンがそれほど

高性能ではない時代

もしくはそれより前から

それを続けてきたと思うと

頭が下がります

 

そして

そういう集落の住まいには

不思議な統一感があります

 

 

瓦の屋根

厳しい雨風や雪から

建物を守るため

 

屋根の形

雨を上手く受け流し

夏の強烈な日差しを

遮るため山なりに

 

白い外壁

耐久性の高いしっくいを

使いながら

地域が明るくなるように

という意味も込めて

 

 

こんな昔ながらの知恵が

積み重なってできた風景には

他ではまねができない

侘しさと美しさ

宿ります

 

 

風景を邪魔しない住まい

造っていかないと

いけないなぁ~と

強く思う瞬間でした

 

どんな家を建てるのかは

個人の自由じゃん!

 

と言われればそれまで

 

しかし私たちのような

建築従事者が好き勝手に

デザインしていくと

 

町並みに異質なものを

差し込むことになり

 

ついにはそこに住む住人が

 

「あの家の人は私たちと

住む世界が違うみたい・・・」

 

と地域から色眼鏡で

見られることに

つながりかねません

 

風景に馴染む住まい

 

今年も頑張って

突き詰めていきたいものです

 

 

証拠に木楽舎のモデルハウスも

馴染みすぎて分からないでしょ?(笑)↓