みなさんおはこんばんにちは
代表の安東です!
つい先日
妻が嬉しそうな顔で
「新しいドライヤー買ったんよ」
オシャレに無頓着な私は
髪も自然乾燥派(笑)なので
気に留めていませんでした
それがあるとき
何だか使ってみたい衝動に😅
初めて手に取ったそれは
なんかカッコイイ・・・
「こんなキャシャなので
本当に乾くの・・・?」
と疑いながら使うと・・・
「え?熱くない・・・」
普通のドライヤーは
近づけすぎると
かなり熱くなります
このドライヤーには
それが全くない
そしてキチンと乾く
不思議な気持ちを抱えて
一日過ごすと・・・
髪、まとまってる・・・😮✨
妻いはく
あえて熱くしないことで
髪にダメージを与えないように
設計されているんだそう
ドライヤー=熱で乾かす
と思い込んでいた私は
とても驚きました🤔
常識って意外と
ひっくり返りやすいもの
なのかもしれません
そういえば建築でも常識として
塗り壁には調湿性がある
とよく言われますが
果たしてそうなのでしょうか?
例えば塗り壁の代表格
漆喰(しっくい)
石灰石を砕いたものが原料なので
いかにも湿気を吸ってくれそうな
気がします
しかし
鉱工業製品の統一規格
いわゆるJIS規格では
湿気を出し入れする力は
認められていません
(注:ないわけではない)
1m四方の塗り壁が
24時間で出し入れできる水蒸気は
およそ40g
天井の高さが2.4mで
4畳半の部屋(扉ナシ)の
壁が漆喰塗りだったとして
24時間で1リットルくらいの
水を出し入れする計算
多いような気もしますが
これでもJIS的にはまだまだ
続いては
珪藻土(けいそうど)
これは珪藻類という
植物プランクトンの化石
が原料
こちらは漆喰とは違って
JIS規格で調湿性が
認められています
1m四方の塗り壁が
出し入れできる水蒸気は
70g以上
天井高さ2.4mの
4.5畳の部屋の塗り壁が
24時間で1.75リットル以上の
水を出し入れすることが
できます
え?じゃあ同じ塗り壁でも
珪藻土の方が優秀じゃん!?
となりそうですが
漆喰にもスゴイ長所が
あるんです
(それはまたの機会に)
来週末のHome Liveの住まいには
北海道の珪藻土を使っています
合成樹脂を一切用いていないので
一般的な珪藻土に比べて
倍近い調湿性があります
他の材料との配合量や
産地によっても
調湿性が変わるという
オモシロい素材です💡
というわけで
塗り壁については
しっかりと特性を理解して
選ぶようにしてくださいね💡