上棟の現場で分かること②

みなさんおはこんばんにちは

代表の安東です!

 

今週木曜日から続いた

棟上げが無事に完了!!

 

 

みなさん3日間

ほんと~~にお疲れ様でした!

(納まりがややこしくてスイヤセン🙇)

 

お施主さんはお仕事が忙しいので

上棟式はまた後日になります

 

いやはやしかし

整然と並んだ梁桁(はりけた)の

なんと美しいこと・・・

 

 

いざ立ち上がってしまうと

分かりにくいですが

 

ここに至るまでには

現場監督を中心に

とても緻密な計画が

練られています

 

例えばこちら↓

 

 

何やら桁に貫通して

金物がぶら下がっています

 

これはホールダウン金物といって

柱と桁が引っこ抜けないようにする

強力な引き締め金物です

 

足下のホールダウン金物と

ペアで働きます

 

 

上も下も

最初から設置していないと

後付けするのが

恐ろしく大変な部品です

 

こういった金物の設置場所や種類は

構造の計算によって

細かく決まります

(↓は金物の構造図)

 

 

上棟の時に間違いがないように

現場監督は木材屋さんや

プレカット屋さん(※)と

事前に何度も打ち合わせを

しています

 

(※)構造の木材を

あらかじめ工場で

機械カットすること

 

続いて↓の部分

 

 

1階の平屋部分ですが

構造用合板でフタをされています

 

これは一昨日のブログで紹介した

水平構面を強化するための部分

 

その一部が切り取られ

その間を屋根を支える

垂木(たるき)が通っています

 

これも現場で加工すると

時間がかかるので

プレカットで事前に加工

 

逆を言えば

忘れてしまうと

上棟に余計な時間が

かかるということ

 

その他にも↓

 

 

柱に必要以上の切り欠きが

生じないように

特殊な金物を使って

固定している部分

 

これもしっかりと

事前に指定しておかないと

大変なことに・・・

 

というわけで一見なにげなく

組み上がっているようでも

たくさんの人々の

努力と苦悩が隠されています

 

ということでKさん

現場監督に会ったら

少しヨシヨシしてあげて

くださいね(笑)