私の設計に価値はあるのか?

みなさんおはこんばんにちは

代表の安東です!

 

今日は久方ぶりの大雨ですが

朝から夕方までお打ち合わせが

続きました

 

 

みなさん足元の悪い中

お越しいただいて

本当にありがとうございます🙇💦

 

さてさて現在

木楽舎には3人の設計者

おります

 

設計顧問(父)

入江設計部長

そして私

 

と言ってはみたものの

私は20代を全く違う仕事をして

過ごしたので

前者2名に比べると

経験値はかなり少なめ

 

それでも

メンバーに補助(むしろ是正?)を

してもらいながら一生懸命(必死?)に

設計に勤しんでいます

 

 

・・・・・・・・・

 

正直なところ

木楽舎に入社した当時は

「住まいづくりがしたい!!」

という熱い想いがあったわけでは

ありません・・・

 

ましてや

「家業をしっかり継がんと!!!」

という清い想いも

皆無でした・・・

 

そんな私に対して

父をはじめ当時のメンバーは

さぞ扱いに困ったことでしょう・・・

 

そんな私の木楽舎デビューは

見よう見マネで

広報や営業的なことを

していたと思います

 

時間だけはあったので

建築の本を読んだり

全国のステキな工務店の

ウェブを徘徊したり

時に実際に見に行ってみたり

 

 

そんなことを

繰り返していました

 

そのおかげ(せい)で

目だけは肥えて

それらしく語ることだけは

できていた

(実務もできないのに・・・)

 

そんな口八丁で

生きていく道もあったのかも

しれません

 

しかし

県外のとある工務店の社長さんと

知り合ったときに

「俺はねぇ

設計もできないヤツが

営業なんてできない

思うんだよね~」

と語ってくださって

 

それ以来

その言葉が頭から

離れなくなりました

 

 

なんとか設計できるように

なりたい・・・!

 

でも

何から始めたらいいのか

分からない・・・

 

その永遠のループから

抜け出そうと

手当たり次第に

いろいろと試して

もがいてきました

 

 

そうこうしているうちに

建築士の資格も取り

たくさんのお施主さんと

関わっていく中で

少しずつ設計を

担当させてもらえるように

なってきました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あ~~・・・いかん

涙が出てきた(笑)

 

振り返れば

どの住まいも必死で

取り組んできました

 

「こんな自分の設計で

お施主さんは満足するのか・・・?」

 

「もっといいプランが

あるんじゃないか・・・?」

 

そんな自問自答に苦しみながら

なんとかやってきた今ようやく

「設計できないと営業できない」

の言葉の真意が

少し分かったような気がします

 

それは

「自分の設計が

住まい手さんの

人生を決める」

というプレッシャーに

耐え忍んだ先にしか

いい住まいは提供できない

ということだと思います

 

まだまだ道半ばかもしれませんが

静かに熱く粛々と

がんばっていきまっす