おやすみ、建具さん

みなさんおはこんばんにちは

代表の安東です!

 

今日は昨年お引き渡しした

大分市の住まいへ

 

 

目の前に桜が咲く

なんともウラヤマシイ住まい

 

2階の書斎の大きな窓は

この桜を見るためにあります

 

【設計施工事例:SAKURA】

↑↑↑↑↑↑↑

こちらから

この住まいの写真を

見ることができます

 

後日お施主さんから

送ってもらった桜の写真↓

 

 

Yes…

Oh,YES…

ネライハバッチリデスネ~

 

さて今回は

こちらのお施主さんから

「建具が動きにくくなりまして😓」

と連絡を受け

現地へ向かったわけです

 

小上がりタタミの脇に

階段下を利用した収納があります

 

 

この木の建具

動きづらいということ

 

 

どうも上のレール部分が

強くこすれている感じなので

やすりがけをして

様子を見ることに↓

 

 

 

↑のレールにハマる部分を

少しずつ削っていきます

 

ちなみにこの建具は

フラッシュ戸といって

木で組んだ枠を

板材で挟み込んだ造りです

※光るわけではありません

 

 

あまり削りすぎると

レールとのスキマが空きすぎて

ガタガタ鳴ってしまうので

作業をしました

 

そして動作を確認すると

少しは軽くなったけど

まだまだカタい感じ🤔

 

もう一つ考えられる理由は

建具そのものが反っている

ということ

 

建具に使われる木材の

含水率(がんすいりつ)は15~18%

 

時間が経つと

徐々に水分が抜け

若干の反りがでるというわけです

 

ちなみにこの水分は

2~3年ほどすれば

ほとんど抜け切ります

 

というわけで

最後の処置は・・・

 

 

建具に横になってもらうこと😆

 

これは冗談ではなく

重力で反りを元に戻す

れっきとした対処法です

 

お施主さんには

1~2週間後に建て付けて

様子をみましょう

提案しました

 

それにしても

家具が入ると

空間ってガラッと変わりますね

 

お引き渡し前↓

 

今日↓

 

木とアイアンの家具で

統一されていて

空間がグッとシックに

引き締まっています

 

今回のように

アフターメンテナンスに伺うと

お施主さんの暮らしぶりに

そう来たか!!

と感動することが

たくさんあります

 

そういう意味では

ほとんど想定通りは

ない気がしますね(笑)

 

住まいは自由自在で

いいんだと思います😚