私のアイドル

みなさんおはこんばんにちは

代表の安東です!

 

昨日に引き続き

九州縦断

工務店ツアー

2日目のお話

 

熊本にあって

「日本一しあわせな工務店」

と称される

ミズタホームさん

 

その活動拠点である

「山ぼうしの樹」へ

向かいました

 

 

この場所は

朽ち果てる寸前の古民家を

社長の水田さんが買い取って

コツコツと

人が集える場所に

仕立てた建物です

 

実はこの場所には

やはり9年ほど前に

一度訪れたことが

あります

 

(2014年5月)

 

まだ右も左も

前も後ろも分からなかった

私にとって

そこはまるで

おとぎの国のようでした

 

 

蔵を改装したバーや

 

 

 

草屋根の炊事小屋

(さすがにこれは新築)

 

 

 

自然との境界があいまいな

小さく愛らしい小屋

 

 

 

静かで少し肌を刺す

爽やかな朝の空気の中

濡れ縁で朝食

 

この

自然と建築と暮らしが

混然一体となった世界観

一発でトリコになりました

 

それから9年が経ち

久々に訪れたこの地は・・・

 

 

え??

建物ぜんぶ

建て替えた・・・???

 

と見まがうほどに

変化している・・・

 

実はコレ

元々の敷地の

隣地を購入して

拡張した町なみらしい!!!

 

 

 

 

通りを挟むように

小さく可愛らしい

木の建物が立ち並び

その間を木々が埋めています

 

「まるで縁日だね!」

と言っていた方がいたけれど

まさにその通りで

童心に返ったように

ワクワクする世界

 

この通りを抜けた先に・・・

 

 

始まりの地(笑)の

緑で埋め尽くされた姿が!

 

 

深まる緑と共に

木の建物も

愛らしく色づき

時の流れでしか

魅せることができない

良い表情をまとっています

 

 

かつて

ご飯とみそ汁をいただいた庭も

この世の物とは思えない

美しい世界に

 

 

 

 

時間の流れが違う

というのは

まさにこのこと

 

建物自体は

とても素朴で

高気密・高断熱

とは無縁の世界

 

それでも本能的に

すべてが揃っている

と感じさせてくれます

 

それはなぜか?

それは

命への愛にあふれているから

というのが私の解釈

 

 

 

 

人間だけが

快適に暮らせるのではなく

むしろ自然の生き物と

しっかりやり取りできるように

建築していく

 

そんな

柔らかい思想が

そこかしこに

散りばめられています

 

ミズタホームさんの

そんな思想に私は

惚れていたんだろうな

と今回再認識しました(笑)

 

実は

庄内HUTを作ったのも

山ぼうしの樹への

オマージュです

 

 

姿かたちは違えども

自然の美しさや恐さ

そして

命あるものへの愛情

これらをもう一度

取り戻す場所にしたいと

少しずつ整備しています

 

いつの日か

もっと多くの人が

自然との関りの素晴らしさを

体感できる場所に

していきたいと

意を新たにしています

 

 

・・・と視察後の懇親会

「安東さん、締めの挨拶をお願いね」

と仰せつかったので

↑のような思いを

酔いに任せて

大勢の先輩経営者の前で

語ってしまいました(汗)

 

「長ぇ~よ!(笑)」と

ヤジが飛ぶ中

会場を後にする私に

私のアイドル・水田社長が

話しかけてくれたんです・・・!!!

 

なんだかうれしそうに

「安東さんが思う建築を

ドンドンやればいいんです!」

と仰っていただき

私は文字通り口をパクパク・・・(笑)

 

書いている今でも

泣きそうになるほど

忘れられない一瞬となりました

 

ということで

山ぼうしの樹に

行きたい人は

声かけてください

 

木楽舎の社長が

目指す世界を

一緒に見に行きましょう!

(そんなもの好き、いないか)