どこまで駆けつけられるか?

みなさんおはこんばんにちは

代表の安東です!

 

今日は日出町にて

上棟!!

 

 

少し残念ながら

お施主さんはお仕事

 

だったら私もと

お弁当を差し入れたりと

少しだけ助太刀

 

 

↑の写真は

吹き抜けになる場所です

 

この敷地の南西には

せり上がった土地に

アパートが立っているので

冬の夕方には

影が落ちてきます

 

 

コンピューターでは何度も

シミュレーションしているものの

やはり現地での確認には

かないません

 

 

想定通りに

日当たりを確保できると

確認ができたので

ちょっと現場を離れて

一路、山香へ

 

 

こちらも完成間近の

瓦屋根の住まい

 

造園屋さんによる

石組みの土留めが見事

 

最近の木楽舎には新鮮な

白い外壁と白木を基調とした

パリッとした印象の住まいです

 

 

この辺りはとにかく

冬の寒さが厳しい地域

 

(昨年の12月)

 

この地域の気象状況に合わせて

大分市周辺で建築するよりも

性能値を底上げし

より高い保温性を

持たせています

 

ただ

保温性を高めると

夏のオーバーヒートを

引き起こすリスクが

高まります

 

特にこの場所は

夏の日差しを和らげる

障害物がないので

しっかりと深い軒を

かけています

 

 

日射がほとんど入らない室内は

驚くほどヒンヤリ心地よい

 

 

一年を通じて

自然の心地よさと

一緒に暮らせる住まいと

なりそうです😚

 

 

このように木楽舎では

大分市以外の場所で

お仕事をすることも

多いです

 

そして

都市部から離れるほど

自然と人間の暮らしが

ないまぜになった世界が

広がっていきます

 

 

(↑は山香の現場に

向かう途中にある

赤松橋という

明治時代に造られた橋です)

 

こういう風景に出会うたびに

「こんなところばかりで

住まいづくりをしたいな~」

という衝動に駆られます(笑)

 

しかし

造るときはいいとして

暮らしが始まった後の

万が一の事態に

駆けつけるためには

距離の限界があります

 

ですから木楽舎では

事務所から車で

一時間で行ける場所

という施工範囲の

上限を設けています

 

このくらいで

留めておかないと

対応が後手に回って

取り返しのつかない事態に

発展しかねない

 

実は今までにも

距離を理由に

お断りさせていただいたことが

何回かあります

(もちろん

対応してくれそうな

知り合いの会社さんを

紹介した上で)

 

住まい手にとっても

私たち造り手にとっても

目と手と心が届く距離

お付き合いをする方が

良いことが多いハズ

 

そんなことを考えながら

初夏が薫る深い緑の中を

のんびり走りましたとさ