終わりの始まり

みなさんおはこんばんにちは

代表の安東です!

 

昨日の上棟を終え

ついに姿の輪郭を表した

日出町の住まい

 

 

古い町なみに

新しい建築を

差し込むことになるので

 

できるだけ

オーソドックスな立ち姿で

それでいて

ピリッとアクセントのある

佇まいを目指して

設計しましたが・・・

 

フムフム・・・

なかなかいいんじゃない?(笑)

 

 

ご覧のように

1階部分のぐるりを

スカートのように

屋根が囲んでいます

 

これを下屋(げや)

と呼びます

 

建築費が高騰している今

下屋を極力なくして

総二階に近く作る方が

一般的になりつつあります

 

また

大工さんをはじめ

職人さんにとっても

下屋が少ない建物の方が

圧倒的に造りやすい

 

それでも・・・

 

 

下屋で囲まれた空間は

夏の日射が届きにくく

木陰のような涼しさを

生み出します

 

これに加えて

しっかりとした

風通しの計画をすれば

それだけで

夏のかなりの時間を

エアコンなしでも

やりくりできます

 

今日はこの日陰で

お施主さんご家族と

お昼ごはんを食べましたが

海からのそよ風が

この上なく

気持ちよかったです

 

 

同じく日出町の

OBのお施主さんが

立ち寄ってくれるという

サプライズもあり

本当に嬉しかった・・・!

 

と、ここまでくると

このお施主さんとの

住まいづくりも

残り数カ月・・・

 

木楽舎は工務店なので

次から次へと

新しい住まいを造ることが

生きていく上で必要です

 

どんなにお施主さんや

職人さんとの協働が

楽しくて充実していても

いつかは終わりが

やって来ます

 

それでも

暮らしが始まってからも

気兼ねなくお互いに

近況報告をしあえるような

お付き合いができるのも

工務店ならではだと

思います

 

この一軒の木の住まいが

お施主さんのみならず

私たちの心の拠り所でもある

 

そんな気持ちで

これからも粛々と

歩き続けたいと

感じる一日でした

 

 

そんな気持ちで

お手伝いしてきた

こちらの住まいも

もうすぐ一つの

フィナーレを迎えます

 

 

こちらのご家族とも

昨年から

笑いあり悩みありの

濃い時間を

共に過ごしてきました

(詳細はイベントページへ)

 

終わってしまうのは

ちょっと寂しい・・・

 

でも

これからのお付き合いも

きっと楽しい・・・!