無垢床と歯磨き粉の相性

みなさんおはこんばんにちは

代表の安東です!

 

先日のこと

昨年お引き渡しした

お施主さんから

ヘルプの連絡がありました

 

「実家の母が

クレヨンの落書きを

消すために

歯磨き粉を使ったら・・・

杉の床が白く

変色してしまいました💦」

 

クレヨンを

歯磨き粉で・・・?

そんな裏ワザが

あったのか・・・!

 

と驚いて

ネットで検索してみると・・・

 

 

 

かなりの数のサイトで

無垢床のクレヨンは

歯磨き粉で落ちる!

と紹介されています

 

ただし注意が必要なのは

杉やヒノキといった

針葉樹には適さない

ということ

 

針葉樹の細胞

広葉樹の細胞

 

針葉樹の方が

細胞が単純なので

表面も柔らかくなります

 

歯磨き粉の

研磨剤や清掃剤が

細胞の間に入り込んで

白く変色してしまうのです

 

これを解消するには

①細胞に入り込んでしまった

それらの成分を取り除く

②その上から

保護用の塗料を塗る

という2ステップが

必要です

 

というわけで

お施主さん宅で施工する前に

レッツ実験

 

 

木楽舎の床材は

オスモというメーカーの

植物油由来の自然塗料が

塗られています

 

その塗料が塗られた

杉の床材のサンプルに

実際にクレヨンで落書きを

していきます

 

 

・・・

無垢の木に

落書きするの

緊張するなぁ・・・

 

・・・

 

・・・

 

 

ふぅ~

楽しかった(笑)

 

 

これを

歯磨き粉メラミンスポンジ

ゴシゴシしていきます

 

 

確かにクレヨンは

キレイに落ちましたね

 

ただやっぱり

擦ったところが

うっすらと白んでいます

 

そして何よりも

歯磨き粉の匂いが

プンプンします(笑)

 

 

目の細かい紙やすりで

表面を削っていきます

 

 

今回はオスモの

ウォッシュ&ケアーという

専用洗剤で拭き上げます

 

 

これは表面の洗浄と

木材に染み込んだ

塗料の撥水効果を

復活させる効果が

あるんだとか

 

しっかりと塗り込んで

乾くのを待つと・・・

 

 

う~ん・・・

キレイにはなったけど

まだ白みは残っている感じ

 

時間が経てば

だんだん馴染んで

くるものと思いますが

もう少し

何とかしたい・・・

 

 

 

ということで

次回はオスモの

ワックス&クリーナーという

1ランク上の塗料を

試してみようと思います

 

その様子も

後日アップするので

お楽しみに

 

 

・・・あ~ぁ

私のとっちらかった机の上も

ウォッシュ&ケアーしたい(?)