本棚ひとつも侮れません

みなさんおはこんばんにちは

代表の安東です!

 

今日は大分市内で

建築中の現場より

 

 

このブログでも

たびたび登場する

少し大きめの住まい

 

外部の仕上げの下地となる

サイディングボード(無塗装)が

ビッチリと張られ

お化粧されるのを

今か今かと待っています

 

実はこの一軒の住まいに

4種類もの屋根が

使われています

 

 

8月の後半に

Home-Liveを行うので

気になる方は

その際に詳しく

説明します

(間に合うかな・・・?)

 

さてさて内部は

2階の大工作業が

ほぼ完了!!

 

 

寝室の板張り勾配天井が

何ともムーディー(勝山・・・)

 

これは個人的な考えですが

寝室はできるだけ

ムーディー(勝山・・・)に

するのがイイと考えています

(あまり大声では

言えない理由なので

直接聞いてください)

 

 

一方こちらの

エッシャーのだまし絵のように

見える空間は

階段を上がり着いたところ

 

右下にポコッと開いているのは

本棚です

 

この住まいには

至る所に本棚があります

 

大人も子供も

お気に入りの本を

スッと手に取って

思い思いの場所で

読みふける

 

なんかいいですね

 

このようにコンパクトな

本棚なら良いのですが・・・

 

 

実はコチラも

居間に面した本棚

 

上半分はスッポンポン

下半分は引き違いの

扉を付けて

魅せるものとそうでないものを

入れ分ける予定(ですよね?)

 

このような

「箱モノ」の造作家具は

まず先に箱状に組み立ててから

空間にスポンとはめ込むよう

造っていきます

 

※他現場の例(靴箱を造っているところ)

 

その上でもう一度

本棚のサイズ感を

確認すると・・・

 

 

幅が約1.8m

高さが約2m

とても巨大な

木の箱です

 

しかも骨組みは

厚さが3cmある

パイン材

 

ザクっと計算しても

総重量で75~80kg

 

成人男性一人分もの

重さがあります・・・

 

これを傷つけないように

丁寧に加工して

(もちろん一人で)

 

傷つけないように

持ち上げて

(もちろん一人で)

 

傷つけないように

設置する

(もちろん一人で)

 

もはや

人間技とは

思えません・・・

 

 

図面で描くのは

10分とかかりませんが

現場で造るとなると

お話は別

 

やっぱり現場に

できるだけたくさん通って

職人さんの生の声を

もっとたくさん聞いて

 

より負担が少なく

お互いにとって良い図面を

かけるように

がんばっていきたいものです🙇

 

・・・職人さんたちが

笑って許してくれている

うちに・・・