いつかは崩れ去ろうとも

みなさんおはこんばんにちは

代表の安東です!

 

とても残念なニュースが・・・

 

 

我らが府内城址をぐるりと囲む

お馴染みの土塀(どべい)が

大雨によって無残に崩れています・・・

 

この土塀の詳しい中身は分かりませんが

 

ゴロゴロと流れ出た大きな石の数々

 

まるで一枚の紙をビリっと破ったように

キレイな断面を見せる漆喰の壁

 

この土塀を作った人々の

技量と苦労が伝わってくるようです

 

そんなことを考えながら・・・

 

 

つい先ほど

一軒のお見積りがまとまりました

 

プランの決定から3週間

 

それからもアレヤコレヤと

細かい部分を検討しながら

ようやく形になりました

 

 

時に造作家具のスケッチを描きながら

 

「こうした方が使いやすいな」

という住まい手の目線と共に

 

「こうした方が造りやすいな」

という職人さんの目線を

 

できる限りいい塩梅になるように

ブレンドしていきます

(・・・とカッコつけましたが

納まりは大体いつも一緒😚)

 

この時点では大体

どの職人さんが現場入りするのか

見当がついているので

 

「○○大工さんだったら・・・

文句ブー垂れるだろうな・・・」

 

「○○電機さんなら

文句ブー垂れながらも

やってくれるだろうな・・・」

 

という具合に

職人さんの顔を思い浮かべながら

見積りをしていきます

 

お城の土塀のように

町のシンボルになるわけではありませんが

 

無名の職人さんたちが

汗水を垂らして造った住まいが

少しでも長く残っていきますように

 

そしてその住まいを

お施主さんが少しでも長く

愛してくれますように

 

そしてそして

お見積りを見てお施主さんが

ホッとした表情を見せて

くれますように

 

そういえば

今日は七夕でした

 

だいじょうぶだいじょうぶ