現場に行きやすくする意味

みなさんおはこんばんにちは

代表の安東です!

 

またしても

親が我が子の命を奪ってしまうという

哀しすぎる事件が起きてしまいました・・・

 

最近になって同じような事件が

急に増えてきたような気がします

 

年齢や家庭事情は違えど

血を分けた肉親に手をかけるというのは

どういう心境なのでしょう・・・

 

特にまだ幼い子どもたちは

その理由もよく分からないままに

永遠に未来を失ってしまうわけで・・・

 

私たちのような建築屋が

どこまでできるかは分かりませんが

 

家族がしっかりと愛情を育み

喜びや痛みを共感しあえるような

住まいを造っていかねばならない

強く感じています

 

そんな今日は大分市で建築中の住まいで

お施主さんを招いてのお打ち合わせ

 

 

髙橋現場監督を中心に

キッチン背面の収納の詳細を

打ち合わせているの図

 

実際に空間ができ上がってくると

よりリアルに生活のイメージがわいてきます

 

ですから図面だけにこだわらず

現場で一緒に確かめながら

センチ単位で調整していきます

 

 

髙橋監督がお施主さんのために

描いた造作のイメージスケッチ

いつ見てもホレボレする・・・

 

 

打ち合わせの裏側では大工のG棟梁が

決定済みの造作家具を一心不乱に製作中

 

お互いに背中を向け合ってはいますが(笑)

お施主さんには何度も

現場に来てもらっているので

G棟梁ともかなり打ち解けています

 

実はこれが大切だと思っていて

「現場に行くのは遠慮しちゃう・・・」

という気持ちだと住まいづくりの楽しみは

半減してしまいます

 

みんなで一緒に造ってるんだ!

という気持ちになれると

住まいに対する愛着はさらに深まります

 

そして暮らしが始まった後も

「このお家はね

Gさんという大工さんが中心に

造ってくれたのよ💡」

という具合に子どもたちに語ってもらえると

この住まいが彼らの「実家」になっていく

 

他愛もない事かもしれませんが

こういう小さな積み重ねが

家族の絆を深めてくれるはずです

 

私たちのお仕事は

その舞台装置=住まいという器を

丁寧に造っていくこと

 

時間が許す限り

お施主さん、職人さんと共に

あーだこーだ言いながら

楽しくモノづくりしていきます