大きくしないという手もある

みなさんおはこんばんにちは

代表の安東です!

 

ビッ○モーターの不正請求問題

その影響は驚くほど

広く深く広がっていますね・・・

 

経営陣を刷新することで

組織を生まれ変わらせようと

試みているようですが

 

元社長さんや新社長さんの会見は

「やったのは社員で

自分はまったく知らなかった」

というニュアンスを強く感じるものばかり

 

超巨大な組織なので

現場の実態がよく分からないということも

実際にはあるのは分かります

 

でもそれじゃあ・・・ねぇ・・・

 

私を含めわずか7名の木楽舎でさえも

楽しくお仕事をする一方で

「現場でトラブル起きないか・・・?」

「お施主さんは何を感じているだろう・・・?」

「自分は社長として・・・大丈夫か?」

という心配が尽きません・・・

 

やっぱり欲望のおもむくまま

必要以上に物事を大きくするのは

とても危険だということだと思います

 

それはについても同じです

(ムリヤリ・・・)

 

木楽舎ががんばっている

パッシブデザインの中では

「お日さまのチカラで暖房しよう」

という考え方(ダイレクトゲイン)が

とても重要です

 

 

例えば↑の写真くらいに

しっかりと日が床に当たると

コタツ5~6台分くらいの

発熱量になります

 

しかもとても明るくなるので

日中はライトいらずで

更にエネルギーが不要になります

 

ですから木楽舎にお声掛けいただく方は

「お日さまで温かく、明るい」

を求める方ばかり(と、思います)

 

 

と言いながらの↑の写真

 

こちらは大分市で建築中の住まいで

キッチンからリビングを

南に向いて眺めているところ

 

普段は南側にド~ンと

大きな窓を取るところを

縦長に細いFIX窓(開け閉めできない)のみに

しています

 

これにはちゃ~んと

理由がありまして・・・

 

 

住宅密集地であるこの土地では

南側に2階建て以上の建物が

建ってしまう可能性が非常に高い(99.9%)

 

こうなってしまうと

いくら「お日さまで温かく」と言っても

絵に描いたライスケーキになります

 

また大分の風の向きは

南⇔北

が圧倒的に多いため

南に建物があると風通しも

期待しにくくなります

 

そこで思い切って

南に向けて開ける窓を減らし

その余力を使って

断熱性能をパワーアップさせる

という発想にしています

 

 

隣にお家が建っても

日当たりが確保できそうなところには

大きめの窓を設置して

 

 

その上にバッチリと

深い軒をかけてあげます

 

そうすると今日のように

うだるような暑さの日でさえも

現場は驚くほどに涼しく保たれています

 

ただ単に窓を大きくするのではなく

その土地の周りの様子に合わせて

柔軟にアレンジしながら

心地よさを高めていく

 

それがパッシブデザインです

 

・・・しかしウチのハナ(猫)は

(横に)大きくなるほど

かわいくなる・・・なんでだろ・・・?