○○坪って、広い?狭い?

みなさんおはこんばんにちは

代表の安東です!

 

お盆を前にして連日いろいろな方が

ご相談にお越しになっています

 

今年の初めは世の中全体が

なんだか暗~い雰囲気で(※個人の意見)

ご相談にいらっしゃる方も

例年に比べるとかなり少なかったので

忙しくさせていただけることに

強く感謝を感じます

 

さてさて

今日ご相談に来られた方と

住まいの「広さ」のお話になりまして

 

 

これは注文住宅における

永遠のテーマとも言える内容です

 

例えば住宅のサイズを表す言葉として

「坪(つぼ)」という単位があります

 

ざっくりいうと

1坪=タタミ2枚分

という平面の広さを表します

 

タタミを並べて正方形にしたサイズは

洗面所やお風呂などの空間と

相性がとても良いので

住宅のサイズを表す一般的な単位になっています

 

30~40年前までは住宅価格がとても安く

45~50坪という大きめのお家が

たくさん建てられていました

 

それが時代の流れで

暮らし方が変化したり

住宅性能と共に価格が上がったりで

「一戸建てと言えば35坪くらい」

と定着したのがコロナ前のこと

 

それ以降はみなさんご存知の通り

ウッドショックや資材ショック

土地価格の上昇などの連続で

最近の新築一戸建てのサイズは

30坪前後が多くなっている印象です

 

「それでもやっぱり35坪くらいは欲しい・・・」

というイメージが根強いのも事実で

今日のお客さまも同じ悩みを

抱えていらっしゃいました

 

こんなとき造り手として求められるのは

①暮らしに本当に必要なモノを

丁寧に引き出して過不足なく設計する

②コンパクトでも広さを感じられるように

様々な手法を取り入れる

ということです

 

①について例えば

「寝室は8畳(4坪)ほしい」

というご要望に対して

「それはなぜですか?」

と理由を探っていきます

 

本当に8畳が必要なのか

はたまた

実は5畳でも大丈夫だと判明するのか

 

それによってムリなくシェイプアップでき

生まれたコスト的な余裕を

他の部分に活かすことができます

 

②については

 

↑の2枚の画像のように

天井の高さを変えたら

どちらの方が広く見える?

というタテヨコのバランスや

 

 

 

↑の画像のように

吹き抜けの有る無しによる

開放感の違い

などによって大きく変わってきます

 

 

また

開けたり閉めたりすることで

時に広く、時にこもった感じを

演出するための引戸

も欠かすことができません

 

サイズと予算に対する悩みは尽きませんが

一緒にアレコレ悩んでいきましょう