命題「夏の夜の排熱」

みなさんおはこんばんにちは

代表の安東です!

 

最近、毎日まいにち

気になって仕方がないことがあります

 

それは・・・

 

 

打ち合わせルーム「しゃべり場」の

熱帯魚ちゃんたちが

茹で上がってしまわないか問題・・・

 

 

基本的にしゃべり場のエアコンは

来客の時以外はOFFにしています

 

元は貸事務所である古い建物なので

断熱はほぼ皆無ですし

軒や庇(ひさし)もないので

あっという間に灼熱と化します

 

熱帯魚ちゃんたちにとっては

25℃前後の水温がベストですが

放っておくといともたやすく

30℃を超えてしまう・・・

 

日中は専用のファンで冷ましつつ

夜になったら建物の熱を逃がす

そんな毎日の繰り返しです

 

ここで重要になるのが風通しです

 

当たり前のことですが

風通しがいい方が

室内にこもった熱を外に出しやすい

 

 

ここ大分市の夏は

南⇔北の風向きが多くなります

 

特に夜間は北からの風が増えます

 

よって

窓は南北の一直線上に設ける

というのがパッシブデザイン的なセオリー

 

 

一応しゃべり場にも

南北に抜ける窓が付いてはいるものの・・・

 

 

ぜんっぜん風が入ってこない・・・!💦

外の木の葉は揺れているのに・・・

 

 

どうやら北から吹いてきた風が

建物の外壁を沿って流れているようです

 

 

これではどれだけ窓が

たくさんあっても

風はまったく通り抜けません

 

 

こんな時にベストなのは

しごと場としゃべり場の間の壁に

窓を開けることですが・・・

今は無理なのでそのうちに・・・

 

ここで改めて

やっぱり風って曲がってくれない

ものなのです

 

しかもキッチリ寸分たがわずに

南北の方向から吹くわけではなく

時には東西からも吹くことはあります

 

 

できうる限り

東西にもまっすぐに

窓を配置してあげると

夏の居心地はビックリするくらいに

良くなります

 

 

風の対角線がたくさんある現場は

それだけでかなり涼しいものですし

 

 

視覚的にも「抜け感」が加わって

広さを感じる空間になります

 

これに引戸(ひきど)が加われば

暑さ・寒さに応じて

自由に開け閉めできる

フレキシブルな住まいが完成します💡

 

その奥深さは

ぜひHome-Liveにてご体感あれ!