みなさんおはこんばんにちは
代表の安東です!
今日はお施主さんに書類を届けるついでに
豊後大野市の現場を覗いてきました
基礎が埋まる部分の
掘削工事(根切りという)が終わり
底に砕石を敷き詰めて
上からガチガチに踏み固めたところ
これからこの上に
「捨てコンクリート」を敷いていきます
ちなみに捨てコンクリートというのは
作業性を高めるために
平らに敷き詰める薄い足場のような
役割のコンクリートです
それはさておき
基礎の配置をよ~く見ると・・・
建物が敷地に対して
ナナメを向いているのが分かります
真上から見るとこんな感じです
ここで「おや?」と
思った方もいらっしゃると思います
建物を南北にまっすぐするのではなく
あえて逆方向にヒネッテいるのです
実はこれ
パッシブデザインの奥義ともいえる
工夫の一つなのです(おおげさ)
大分では建物を
時計回りに30°くらい回転させると
太陽とのお付き合いが
非常にうまくいくようになります
もしも↑のように
南北に対してまっすぐに
建てたとすると・・・
冬の日差しを取り込む分には
問題はないのですが
夏の夕方になると北側に
太陽がたくさん当たるので
暑くなりやすくなります
ということで
建物の向きをナナメにすることで・・・
冬の午後にはもっとたくさんの
日差しを得られるようになりますし
夏の夕方は
北側に日差しが当たりにくくなり
涼しい住まいになるのです🤔
(でもなぜかナナメを向けた場合
省エネ性能申請用の計算結果は
悪くなる・・・なしか!)
もちろんナナメに向けるほど
土地の広さに余裕があることは
多くないですが
「敷地にまっすぐ」という常識を
少し疑うクセをつけておくと
イイと思います😆
建物をナナメに向けること自体には
金額もかかりませんし
その結果として
冬はより温かく
夏はより涼しく
そんな住まいになるなら
最高だと思いませんか?
ということで
今週末のHome-Liveでも
ナナメを向いた住まいの力を
ご覧いただくことができます😙
予約もボチボチ埋まってきましたので
お早めにどうぞ🙇