プチ・リフォームだからこそ

みなさんおはこんばんにちは

代表の安東です!

 

今日はとあるお宅の

リフォーム工事に取り掛かりました

 

 

(万が一にも)このブログを

読んでくださっている方は

お気づきになったかもしれません🤔

 

実はこちらの立派なお住まい

今年の4月に現地視察を行った

窓リノベのお家です

 

(↑4月11日のブログより)

 

内窓を設置して断熱性を高めることで

かなりの補助金がもらえる

「先進的窓リノベ事業」

の利用を目指す今回の案件

 

補助金の枠を予約するためには

対象工事への着手が必須

となっています

 

窓の仕様やカラーが決まり

急いで発注したのが5月直前

 

そして・・・

ようやくモノが届いたのが最近という・・・

 

実に4か月待ち!

(これは普通ではありえない・・・)

 

それだけ多くの人が

この補助金を利用しようと

考えているワケです🤔

 

とお話を戻しまして

 

今回は内窓設置に加えて

お施主さまが長年大事に使われている

ロールスクリーンを再利用する

というのが大きなミッションです

 

 

そのままではロールクリーンを

設置するスペースがないので

新たな木の枠を取り付けていきます

 

 

大工のG棟梁が慣れた手つきで

7寸角(21cm!)の柱(ヒノキ!!)に

ノミで欠き込みを入れていきます

 

 

そしてあっという間に

仕口(しぐち・接続部のコト)が完成

 

 

周辺の塗り壁を傷めないように

慎重に優しく丁寧に

 

こういう作業は

熟練の大工さんでなければ無理な仕事

 

 

そこへ杉の無節材を

取りつければ・・・

 

 

立派な長押(なげし・窓上の化粧材のコト)が完成!

 

 

この「ピシャッと感」がたまりません(笑)

時間が経って杉の色が焼けてくると

いい具合に馴染んでいきます

 

続いて・・・

 

 

 

以前は↑のように

画策していた窓も・・・

 

 

若干の改良を加えつつ

ピシャッと納まりました

 

 

最後は窓ではありませんが

リビングに面する階段の枠を

G棟梁が丁寧に取り除いています

 

冷気の吹きおろし(コールドドラフト)を

緩和するレール付きブラインドを設置する

そのための下地づくりです

 

実はこの部分は

柱と石膏ボードのジョイント部分なので

石膏ボードがボロッて削れたらアウト・・・

 

G棟梁がまるで

伝統工芸士のようなオーラをまとって

作業を進めること30分・・・

 

 

見事にキレイにはぎ取られました✨

(その道に詳しい方には

テ~ヘンダ~・・・と分かるハズ)

 

 

かくしてバッチリ

枠づけ作業完了!!

 

 

裏側もキッチリ

仕上げに少しかぶせるように

加工してくれています😹

 

今日の作業を文字にすると

「2か所の窓に長押と

階段に横枠を打ち足す」

というシンプルな内容です

 

それでも朝の8時から始まって

片付けまで終わったのが午後3時すぎ

 

しかも木に慣れていない大工さんだと

とてもこなすことができない繊細な仕事でした

 

一見するとプチリフォームの類ですが

やはり匠の技があってこそ、なんです