土の中を見る

みなさんおはこんばんにちは

代表の安東です!

 

千葉方面の大雨の様子が

気になります・・・

 

「線状降水帯」という言葉は

今でこそ当たり前のように

耳にしますが

数年前まではレアな響きを

持っていたように思います

 

大雨が恐いのは

雨が止んだ後になっても

土の中に影響が残ること🤔

 

どうかこれ以上

大事にならないことを祈ります

 

さて土の中と言えばつい先ほど

地盤調査の結果が送られてきました

 

 

結果は無事に

「地盤改良の必要なし」🎉

 

調査自体は昨日の午前中で

いつもだったらその日の夕方には

データだけでも送られてくるのに・・・

 

焦らされた分

なんだか安堵感が大きいです(笑)

(調査屋さんが多忙らしい)

 

しかし地盤調査が不要とは言え

地面の中がどうなっているのかは

とても気になるところです

 

 

今回のお家は

24坪くらいの平屋となりますが

 

 

建物の荷重がかかる10のポイントの

地中がどのようになっているのかを

調べます

 

 

一口に地盤調査と言っても

その種類はさまざまです

 

戸建て住宅のように

比較的小規模な建築の場合は

スクリューウェイト貫入試験という

10mくらいの深さまでを調べる方法が一般的

 

 

スクリューポイントという

ドリルがついたロッドを

重りを加えながら地面に沈め

更には回転させながら突き入れて

地盤の締まり具合を計ります

 

 

その中の1ポイントの結果がこちら

 

「水位なし」というのは

地面近くに水が染み出しておらず

液状化の可能性が低いことを表します

 

この土地は台地を切り開いた

古い団地なので

地下水脈はずーっと低いところに

あるということです

 

そして

「貫入深さ」というのは

重りと回転を加えて

ロッドが地中を進んだ距離です

 

25cm進むごとに何回転したのか

を計っていくため

地盤が柔らかい場合は

グラフはドンドン下まで

続いていきます

 

が今回は

31cm進んだところで

ロッドをグリグリ回しても

進まなくなるくらいの固い地盤に

行き着いたということです

 

 

他のポイントの結果を並べると

ほぼすべての面で

とても硬い地盤であることが

分かります

 

ちなみ1ポイントだけ

貫入深さが1.6mほどありますが

それでもやっぱり硬い結果です

 

これで安心して

基礎工事にかかっていくことができます😙

 

ちなみによく

「古いお家が建っていたところは

地盤改良はいらないんでしょ?」

と聞かれることがあります

 

しかし昔はそもそも

地盤を測るということさえ

していなかったので

それとこれとは分けて考えましょう💡