基礎づくりの基礎

みなさんおはこんばんにちは

代表の安東です!

 

 

こちらは大分市内で建築中の

平屋の住まいの現場

 

基礎工事が完了し

来月の上棟を

今か今かと待っています

 

 

延床面積で24坪くらいの

コンパクトなお家ですが

やっぱり平屋となると

比較的広く感じますね

 

立ち上がりの厚みや

芯の通りの精度もバッチリ

 

 

立ち上がり壁の上に

ヒョコヒョコと飛び出しているのは

アンカーボルトといって

基礎コンクリートと

木材の土台をくっつけるための

金物です

 

これもしっかりと

金物で固定しながら

設置しているので

まっすぐに整然と並んで

気持ちがイイ!

 

(ちなみに金物を使わずに

手作業で設置することを

「田植え」と呼びまして

スピードは上がりますが

精度はよくありません)

 

 

基礎の底には

なにやらいくつかの種類の

パイプや管が走っています

 

これは給排水屋さんのお仕事で

灰色:硬質ポリ塩化ビニル管⇒排水

水色:ポリエチレン管⇒給水

オレンジ:ポリエチレン管⇒給湯

と役割が分かれています

 

ご覧の通り

給水・給湯用のポリエチレン管は

グニャグニャと曲げられるので

縦横無尽に配管できます

 

つまりいざというときに

交換作業がしやすく

さらには

数十年後にリフォームする時にも

位置を変えやすいという

大きなメリットがあります

 

さらに言えば

 

 

これらの配管が

基礎の壁から出入りするように

計画されています

 

基礎の底から地中へ

配管をズボッと埋めるように

施工する方が安上がりの上

見た目にも有利ではあります

 

ですが

あえて配管を壁から出すことで

メンテナンスがしやすくなる

という大きなメリットが

生まれます

 

 

そして基礎の壁に

穴を開けるということは

強度が下がる可能性があるので

 

 

コンクリートを打設する前に

キチンと補強をしておく必要が

あるわけです

 

今日はちょっと

マニアックな内容でしたが

いずれ隠れてしまう部分だからこそ

きっちりルールにのっとって

丁寧に造っていく必要があります

 

 

目の前の公園で遊ぶ我が子を

キッチンから眺めてほほ笑む

 

そんな暮らしを

安心して送ってもらうためには

まずは丁寧な施工から、です