現場ごとにコストは変わる

みなさんおはこんばんにちは

代表の安東です!

 

 

大阪万博の会場建設費が

当初見込まれていた1250万円から

2350万円まで上がっているそうです

 

・・・ほぼ2倍💦

 

世間からは非難ごうごうですが

見積もりを担当する人々の身になると

少しいたたまれない気持ちにもなります

 

万博の建設なんて

どんな建設会社にとっても

異例中の異例に違いありません

 

すべての項目を

抜け漏れなく拾い出すなんて

そもそも至難の業でしょう

 

さすがに2倍は行きすぎですが

多少は担当者さんの苦悩と苦労に

思いを馳せても良いのかもしれません

 

 

そんな今日と明日の2日間は

大分市内にて上棟です!

 

実は上棟の現場にも

見落としがちなポイントが

たくさんあります

 

こちらの現場はご覧の通り

いわゆる住宅街の中にあります

 

敷地も広めではあるものの

平屋のお家なので

クレーン車が少しだけ

歩道にはみ出す形に

 

 

ですから事前に

警察署へ相談の下

警備員さんに立ってもらい

通行の安全を図ります

 

もちろんここでも

警備会社さんへの支払いが

発生するわけです

 

 

そして上を見上げると

電線になにやら

黄色いカバーがかけられています

 

これは見ての通り

万が一、工事車両によって

電線が切れたりしないように

設置している保護カバーで

 

工事に先立って

九州電力さんやNTTさんが

取り付けてくれます

 

が・・・

以前は無料だったものが

最近は金額がかかるように

なりました😅

 

 

そして町なかの建築で

いつもやきもきするのが

駐車場の確保です

 

今回は大変ありがたいことに

ご近隣の方のご厚意で

一時的に空き地を

お借りすることができました

 

このようなスペースが

確保できない場合は

月極の駐車場を

借りることもままあります

 

このように現場ごとに

かかる経費は異なってきます

 

本当に必要な経費を見極め

適切に予算配分することで

建築費用がいたずらに上がることを

防ぐことが大切です

 

 

その証拠に

木楽舎の現場の確認看板(※)は

こんなに質素(笑)

 

大手さんのように

イラスト付きのバリケードで

ガッチリ作ると

見た目にはカッコいいんですが・・・

 

たっかいので・・・

 

(※)確認看板とは

建築の許可情報を示した看板で

敷地の見やすい場所への

掲示が義務付けられています