みなさんおはこんばんにちは
木楽舎代表の安東です!
国連環境計画(UNEP)の発表によると
世界の国々が定めている
温室効果ガスを減らす目標を
仮に達成できたとしても
今世紀末までに
産業革命以前に比べて
地球の平均気温が
2.9℃上がってしまうらしい・・・
現在の世界の共通目標は
「上昇を1.5℃までに食い止めよう!」
ということになっています
もしもそれが
達成できなかった場合については
これまでも何度か
当ブログで触れてきました
(2022年9月7日のブログより)
今までは
「がんばればなんとかなるかも・・・!」
と淡い期待を抱いていましたが
今回の発表を受けて
「もう・・・無理かもしれない・・・」
と気落ちしてしまいそうな
自分がいます
2100年といえば
私たちの世代は生きてはいませんが
子どもたち、そして
孫たちの世代にとっては
現実にやって来る未来です
悪あがきなのかもしれませんが
住まいづくりを通して
私たちにできることを
コツコツと積み上げるしかありません
(資源エネルギー庁HPより)
そもそも家庭での
エネルギー消費量は
約40年前と比べて
2倍ほどに膨れ上がっています
その内訳を見ると
この数十年で
「動力・照明他」の分野が
大きく割合を増やしているのが
分かります
LED照明が主流になったとはいえ
日中にも煌々とライトを照らし
エアコンで全館空調する暮らしが
当たり前になっている今の方が
かえって多くのエネルギーを
使ってしまっているのです
大きな窓から
太陽の熱と明るさをもらい
エネルギーを使わずに暮らす
少なくとも40年前までは
当たり前に実践できていたことのハズ
今一度
原点に立ち返った住まいづくりを
進めていきたいと思います