タテ vs ヨコ

みなさんおはこんばんにちは

木楽舎代表の安東です!

 

 

今日は挾間町で

建築中の現場から

 

ご実家の土地を譲り受け

思い出の地に再び暮らす

平屋のお家です

 

 

内部は腕も立てば

ブラックジョークも冴えわたる(笑)

スーパー大工Mさんによる

家具造作工事の真っ最中

 

そう言えばこのお家も

昨日のブログではないですが

LDKの天井高が2.2mと低めです🤔

 

そんな「おこもり感」のあるお家ですが・・・

 

 

リビングの窓際には

さらにおこもり感の強い

ヌックがあります

 

ここは主に奥さまが

ホッと一息ついた瞬間に腰かけて

ゆっくり本を読むための

スペースです

 

そしてその周りに

施されている木材が

 

 

「巾(はば)ハギ材」

という木質材料です

 

 

節の少ない部分を

「一枚モノ」として用意するには

とてもコストがかかります

 

ですから↑の写真のように

節の少ない部分を

短冊状に寄せ集めて

一枚にしたものを

巾ハギ材と呼びます

 

 

この巾ハギ材を使うと

木目の方向で印象を変えることも

可能になります

 

今回はヌック全体が

横に長い見栄えなので

巾ハギ材も横向きに張っていますが

 

 

このようにタテに張っても

なかなかオモシロイですね🤔

(合成の精度はさておき・・・)

 

ここで気が付くのは

タテを強調する方が

なんとなく和の雰囲気を

感じるということです

 

 

表に出まして

こちらは玄関ポーチ

 

壁には杉板を横に

しかも下の板に上の板を

被せるように張っていく

「よろい張り」を施しています

 

そうすると和風というよりは

どこか洋風寄りで牧歌的なイメージが

漂ってきます

 

 

さらにさらに所変わって

こちらは現在

古野コミュニティーに建築中の

新モデルハウス(挾間町)

 

 

タテを基調に

板張りを施しているので

かなり和の印象が強め

 

 

そのお向かいに建つ

木楽舎OBさんのお家(平屋)は

先ほどと同じくよろい張り

 

やっぱり「和風」とは

呼びにくいですね

 

 

隣接するOBさん達のお家は

タテ張りメインで

やっぱりちょっと和を感じる

 

 

その向かいに建つ

初代モデルハウス「由布の家」は

キュービクルな印象が強いですが

やはりタテ張りのおかげで

和の雰囲気から遠ざかりすぎず

懐かしさを感じさせます

 

なかなか「タテヨコ」のデザインって

バランスが難しいものですが

 

まずは

「和風が好きならタテ」

くらいのチョイスから検討するのも

いいかもしれませんね🤔