低い天井

みなさんおはこんばんにちは

木楽舎代表の安東です!

 

いよいよ明日からの3日間は

今年最初のHome-Live(完成見学会)

 

それに先駆けて昨日は

社内メンバー全員での

社内竣工検査(社検)を行いました

 

 

ご覧の通り今回のお家は

漆喰の白を基調とした

スッキリとしたインテリア

 

そして特筆すべきは・・・

 

 

メインの空間の天井高さが

2.2mという低さ!

 

写真の中央に立つ洸輔の身長が

186cm(うろ覚え)ですから

その低さがうかがえるかと思います

 

「天井は高い方が開放感が増す」

というイメージも根深いものですが

空間とは奥が深いもので

 

天井が低い方が

空間の奥行きが強調されて

より広く感じる事もあります

 

 

これは使う素材や間取り

建具(扉のコト)や家具の高さなど

いろいろな要素が絡み合いながら

印象を決定づけていきます

 

「低い天井」と言えば

建築家・伊礼智さんが代表的ですが

実は往年の名住宅の多くが

必要以上に天井を高くはしていません

 

 

こちらは先日見学に訪れた

大分県庁舎(実は隠れた名建築!)の外廊下

 

住宅ではありませんが

天井をグッと低く抑えて

行き着く先に視線の「抜け」をつくることで

ゆったりと落ち着いた空間を

生み出すことに成功しています

 

住宅設計に熱心な人の中には

「天井が低い方が落ち着くのにな・・・」と

心では思っていても

お客さまに嫌われてはタイヘンと

その思いを飲み込んでいる人も

実は多いものです

 

その辺りは実際に

重心の低い空間に身を置いて

確認していくほかに

方法はありません

 

ということで

完成見学会へおいでませ(笑)

 

※12日(月)はまだまだ空きがあります