住まいづくりでもっとも大切なこと

みなさんおはこんばんにちは、安東です。

底冷えする寒さではありますが、気持ちの良い快晴の日々が続いていますね。

 

そんな冬晴れの中、昨日は別府にて上棟を行いました。

天候のこともあり止む無く日曜日の作業となるため、事前にご近所へ挨拶回りに伺うと、

「いいんよいいんよ、お互い様やもんね~」とか、

「いい家が建つといいなぁ!」とか、

本当に心温まる言葉ばかりが聞こえてきました。

 

そして迎えたお餅まき!

見よ!ご主人のまるでお手本のようなフォームを!!(笑)

 

大量のお餅とお菓子をまき終え、ご主人による精悍なご挨拶の後に聞こえてきたのは・・・

もう、これに尽きますよね。

お施主さんもこの土地を新たに購入し、移り住んで来る身です。

緊張も不安もいかばかりか・・・。

そんな中で、周りの方々から歓迎されているということは何よりも心強いはずです。

 

そして先ほどは別の現場にてのお引き渡し式でした。

こちらは元のお宅を建て替えた住まいになります。

お引き渡し式の中で奥様がこうおっしゃいました。

「大工の棟梁はじめ、職人さんたちの丁寧なお仕事を見たご近所の方々からたくさんお褒めの言葉をいただき、内心、鼻が高かったです(笑)」

 

元々お住まいだったとはいえ、建物を解体して新築するという大工事をご近所の方はどう思っているのか?

お施主さんご家族もとても心配されていたと思います。

その不安を取り除くのは、何といってもご近隣との良好な関係づくりです。

 

住まいとは確かに、個人が所有し、個人が暮らすための器です。

しかし、その住まいが建つ周囲には、やはりそこで暮らしを営む人々や生き物がいるわけです。

「どうもお邪魔します。」という感じでその地域に仲間入りさせてもらう、そんな謙虚な気持ちが住まいづくりでは最も大切なような気がする今日この頃です。