小上がり和室の高さ

こんばんは、木元です。今日も思いつきをつらつらと。

昼は良いですが夜はまだ寒いですね。。昨晩もコタツに入ったまま寝てしまい、朝シャワーで慌ただしく出勤でした。早く暖かくならないかな、と思っていたらいつの間にか夏が来て、涼しくならないかな…。と無いものねだりをしてしまいがちです。

さて、新築中の木元家にもコタツを置く予定の和室がありますが、小上がりにしました。和室を小上がりにした理由は下記2点です。

①段差部分に腰掛けて、ソファに座る人と同じ目線で会話したい

②段差下部に引き出し収納を設けたい

その他、調べてみると、「リビングからホコリが入り難い」「和室に籠り感が出る」といったメリット、逆に「段差=バリアフリーにならない」「小さい子供が段差で落ちる」「ロボット掃除機が入れない」「費用が掛かる」といったデメリットがありました。

さて、デメリットを受け入れた上で小上がりにする場合、どのくらいの高さが丁度良いのでしょうか。木元家では①座り易さ②収納量③和室へのアクセスのし易さ、の優先度で決めました。

①座り易さは椅子を参考にしました。一般に椅子の座面の高さは40cm前後です。この40cmを基準に、自分のまわりの椅子の座面を計測して、心地良い高さを探せばよいと思います。

②収納量は当然、小上がりが高ければ高い程多くなります。逆に低い方は注意が必要です。段差が40cmの場合、枠部分で5~8cmくらい、収納のローラー部等で2cmくらい削られますので、30cm前後が実際に収納できる高さでしょう。もっと低く、段差を30cmにすると20cmの高さしか収納できず、何を入れるの?という話になってしまいます。

③和室へのアクセスのし易さは、家事動線の中に和室が含まれているかが重要です。木元家の場合、洗濯物の出し入れその他、家事動線に和室が全く入っていません。なので和室に上がるのがちょっと大変でも、大変の回数が少ないので問題無いのです。和室の先に物干し場がある…。という場合は40cmの段差は大きいのかもしれません。

と、所々考えた結果、木元家では40cmの高さにしました。これが吉と出るか凶と出るかは完成して住み始めてからでないと分かりませんね。5月中頃、完成見学会を予定していますので、小上がり和室ってどんな風だろうとか、40cmってどのくらい?と思っている方は見学に来ると幸せになれるかもしれません。

今日は文字がとっても多いですね。最後に写真を。

小上がり和室の枠(框 かまち と言います。)が入ったのですが、恐ろしく綺麗です(自慢)。見学会の時、油性マジックなんて持ってこないで下さいね。絶対ですよ!!