みなさんおはこんばんにちは、安東です。
久々にザーザー降りの一日でしたね。
「たまには早く帰ってジョギングでもしよっか!」
と思った日に限って雨なんですから、しょうがないですね(ニヤニヤ)
今日は先日の見学会での体験記的なお話です。
見学会2日目の朝9時過ぎ、誰よりも早く会場についた私(エライ)は、まずモデルハウス「由布の家」のカギを開けました。
リビングに入った瞬間の感想は、「超あったけ~・・・!」
うん、昨日の暖気がしっかり保温できている証拠。
そして、斜め前に建つ見学会場の平屋へ。
「う~ん、ちょっぴり肌寒いかも。電気ヒーターだけで暖房してたからしかたないかな。」
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・んっ!!??
室温と相対湿度はほとんど一緒なのに、どうしてこうも体感が違うの!!???
・・・はい、騒ぎすぎました(笑)
その答えは簡単で、床下の構造の違いにあります。
今回の平屋をはじめ、木楽舎が建てているほとんどの住まいの床下基礎はこんな感じです。
一方、由布の家は「びおハウスH」という設計手法を用いているため、床下基礎がこんな感じです。
つまり、立ち上がりの壁がないんですね。
それを利用して、こんなことができるわけです。
由布の家では、床下に送る熱源としてエアコンを使っています。
その他には、びおソーラーやそよ風のような空気集熱式暖房(パッシブソーラー)を利用する方法もあります。
で、それぞれの床の温度を測ってみると・・・
由布の家の床(杉):16.6℃
木楽の平屋の床(杉):14.5℃
タイトル通り、頭寒足熱とはよく言ったものです。
床下エアコンやパッシブソーラーをつけたお施主さんたちからは、「いいよ~」という声を聞いてはいたものの、実感としてこれほど心地よさを感じることが初めてでした(お恥ずかしい)
とはいえ、床下に蓄熱する方式には、
・基礎コンクリートが十分に蓄熱するまでは、暖房の立ち上がりが極端に遅い
・床下エアコンは冷房には不向き(というか、ほぼ使えない)
・施工費が若干割高になる
などのような注意点もあるので、頭の片隅に置きながら検討してみてくださいね。
何か質問などあればいつでもお気軽にどうぞ~◎
今週末は「はじめての住まいる塾」!