ポストについて悩んでいませんか?

三寒四温と申しますが、そのとおりで冷えたり暖かくなったりですね。

バイクに乗るので冬の間はヒートテックタイツを履くのですが、まだ手放せません木元です。

 

さて、本日も夕方になってからブログ書きが私の番だと気付いてネタ探しをしております。

先日は表札についてつらつらと書かせて頂きましたので、今日はお隣のポストさんについて。

 

ポスト、こちらも家の顔です。一口にポストと言っても形は様々。

一般的な壁付け

独立柱を立てて

埋め込んだり

(今回もオンリーワンクラブ様カタログ E18より)

さて、この中で「独立柱」「家に埋め込み」については、建築途中で採用したいと思っても、前者は車の駐車の邪魔になったり、後者は設置したい壁に構造用の柱が立っていたりと、設置することができない状態になっているかもしれません。

他の記事でも述べましたが、プランを描く段階で、更には土地を探したり工務店を選定する段階で、外の動線や要望をしっかり描き出しておくことが重要です。

 

さて、ポストの形の例を出しましたが、他に大きな要素として「受け口・内部の大きさ」「素材」等があります。

ポストを設置する目的は郵便物を受けることです。更に、角型2号のような大型の郵便に加えて、昨今ではゆうパケットやヤマトさんのネコポス等、大型の郵便物を受け取ることも求められます(郵便受けに入らない場合は直接受け取り、不在の場合は不在通知が入り、再配達を依頼する必要があります)。

 

受け取り口を大きくしたポスト(田島メタルワーク様)

結果として大型の郵便受けが続々と発売されていますが、前回私が書いた記事のとおり、玄関のデザイン的にどうだろう…。というところもあります。ここは利便性とお施主様の美的センスとのせめぎあいですね。

また、素材について、現在のポストの主流はステンレス製品です。雨風に曝され、郵便受けの内部が濡れないことが求められ、錆びる鉄製や風化の影響を受ける木製に比べてメリットが多く挙げられるため、当然の流れなのかもしれません。

木目調やステンレスに木を貼り付けた製品など、質感の高いステンレス製品もあるため、検討の価値はあるかもしれません(質感とお値段も比例しますが…)。

ここで一点、木楽舎の家でメリットを挙げると、必ず深い屋根・庇が取り付けられているので、玄関横の壁に設置すれば、風雨・日光に曝される程度が著しく低くなります。このため、木楽舎で家を建てて頂くならば、経年変化を楽しめる、木製・鉄製・真鍮製等、一味違う質感の素材を選択しても良いと思います。

(フリー写真素材 Pixabay様より 下で紹介してます木製のポスト、提供するのは新品の材料をしますのでご安心を…!!)

なお、現在、端材等で木製のポストを制作してお施主様に提供する計画がありますので、気になる方は問い合わせてみて下さい(プロジェクトが始まったばかりなので、すぐにという訳にはいきませんが悪しからず(´・ω・`))。