すごい建物 vol.2 100年間現役の役場

今日は天気が素晴らしいですね。日差しは暖かく、風は涼しく。ただ、もう幾日か過ごすと一気に暑くなるのでしょう。

昨日の専務のスタッフブログ、重いけれども大事な話題でしたね。地球規模まで話を広げるとは…!!そんな中、懲りずにマイペースに行きます。

 

さて今回も凄い建物の紹介です。こちらもゴールデンウィーク中に行ったのですが、島根県津和野町にあります『津和野町役場』です。

本当にここ、役場なの…?と思ってしまうくらいの重々しい門です。

中も凄いです。

早朝でしたので、残念ながら建物内部に入ることはできませんでした。

説明にもありますが、1919年に建築、ということはちょうど100年間、建ち続け、使用され続けているということです。

ただ、外壁や屋根に経年変化は見られるものの、”古い”とは全く感じませんでした。

 

一般の住宅で、建築後10年前後で”古い”と感じる家もあれば、100年経過しても古さを感じさせない建築物もある。

この違いは、使い方なのでしょうか、元の素材の違いなのでしょうか、まだ答えは持っておりません。

 

そういえば、中国地方を旅行していると赤茶色の屋根瓦が多くみられます。

ここ、津和野の町並みも茶色の屋根瓦が多く見られました。

調べてみると、島根県出雲地方で産出される「来待石」を釉薬にして瓦を作るのだそう。

この石に多く含まれる鉄分でこのような綺麗な色になるみたいです。

特に今の時期は新緑との対比でとても美しい。この風景が残り続けることを切に願うばかりです。

ちなみにコンビニさんも風景に配慮して落ち着いた色の屋根瓦でした。

 

統一された風景は本当に美しいものです…。

そういえば、来週末に見学会が開かれるようですが、見学会会場は4件の木楽舎の家が集う一種の町並みになっています。

是非是非、足を運んで頂き、木楽の家をご体感下さい…!!

道案内動画も作成しましたので、会場に来られる際はご活用下さいね!