みなさんおはこんばんにちは、安東です。
前回の記事にて、地球温暖化のこれまでとこれからについて書きました。
今回から数回に分けて、住まいづくりの立場でどのような工夫が可能かを考えていこうと思います💡
そもそも、夏はどうして暑いのか?
その答えはご存知の通り、「太陽が長く当たるから」ですね。
そして、二酸化炭素をはじめとする「温室効果ガス」の作用によって、その熱は大気中に留まり続けます。
と、ここまでは学校で習うお話。
それでは、「太陽光はどうして熱いの?」と聞かれたら?
その仕組みをあーだこーだ言っても分かりにくいので、↓をご覧ください。
(木楽舎の「パッシブデザイン塾」資料より)
これは「放射」もしくは「輻射(ふくしゃ)」と呼ばれ、物の表面から発せられた熱エネルギーが電磁波に乗って物質間を移動するという現象です。
焚火に手をかざすと手の平だけが熱くなるのと同じ現象ですね。
そして、分子同士の摩擦熱はそのまま空気を伝って室内を温めます。(ちなみにこれは「対流」という現象)
つまり、住まいづくりにおいて夏の暑さを防ぐための最大の秘訣は、
太陽が発する電磁波を室内の床や壁に直接当てないようにすることなのです。
それでは、太陽熱によってどのくらい表面温度が変わるのか、実験してみようと思います!
準備したのは、木楽舎で標準的に使っている無垢杉の床材。
日が当たっているところと、そうでないところの表面温度の差を測ってみました。
と、今日はここまで!!(笑)
次回は測定の結果をご披露した後、住まいづくりにどう生かしていくのかをお伝えしていきます💡
そして、今週末は見学会!!