暮らしを想像することの大切さ -壁編-

丁度よい気候ですね。このままの気候が続いてくれたら暑すぎず寒すぎず、丁度良いのですが。。

 

最近は縁側に出ることが多いです。歯磨きをする時やコーヒーを飲む時何かにつけて縁側に出て外を眺めることが多いです。

アパートの3階に住んでいた時は、ベランダに出るのは洗濯物か布団を干す時でした。

子どもたちも居心地が良いようですが、何故同じ格好で寝るのかは分かりません。

 

さて、今日のちょっと話は生活を想像する時に壁にも意識を巡らせて頂きたいというお話です。

生活動線を考える時、歩く場所、座る場所、収納など、平面的には考え易いものです。

これが立体になると途端に考え難くなるもので、しかしとても大事なことだと思います。

 

立体で建物を考える時、大事なものの一つが”壁”です。

壁を有効活用できれば、例えばアイロン台を壁に埋め込んだり、テレビを壁に掛けたり、限られた空間を最大限活かすことができます。

 

例として我が家の壁の利用方法の一つを紹介します。洗面台の両側をタカラ様のホーロークリーンパネルというパネルで覆っています。

この商品を使った理由は、一つはホーローならではの掃除のし易さですが、大きな目的はマグネットがくっつくようにしたかったからです。

 

 

上の写真は歯ブラシを掛けるマグネットホルダー、下の写真はマグネットでくっつくタオルホルダーです。

ビス止めの場合は一度固定すると位置の変更が困難ですが、マグネットなら位置の変更が簡単です。また、壁に穴を開けずに済みます。

更に、何らかの理由でタオル掛けを増やしたり、化粧品の置き場所を増やしたりすることもできます。

 

生活する人数や年齢に応じて壁に可変性を持たせるために上記仕様にしました。

壁の利用方法はまだまだあります。「ニッチ」「ピクチャーレール」その他色々ありますので、一度調べてみて下さいね。

 

そういえば上の写真の歯ブラシホルダーですが、洗面台の中に置けば良いじゃないという方もいるでしょうが、乾き易さを重視し、より気流に当たりやすい位置に出してみました。

我が家、お風呂も数々の乾燥対策を施しておりますので、需要は無いかもしれませんが改めて書かせて下さいね…!!

 

さて、お住まいになる施主様毎に工夫も様々。今週末より9日間連続の見学会、是非ともお施主様のこだわりを御覧下さい。